2019年04月 月間アクセスランキング

業務内容の詳細~総合技術監理部門で注意することは~(その2)

2017年03月26日 作成 / 執筆:タートル講師 / 閲覧数(月間): 380

前回に引き続き、総合技術監理部門(総監)の「業務内容の詳細」を書く際の注意点について述べたいと思います。

 

1つ目の注意点として、20部門の専門技術は忘れて「経済性管理、 人的資源管理、 情報管理、 安全管理、社会環境管理(5つの管理)」の視点で課題や問題点、解決策を書きましょうと述べました。

 

2つ目の注意点は、「5つの管理のトレードオフを意識する」ということです。

 

トレードオフとは、「一方を追求すれば他方を犠牲にせざるを得ないという状態・関係のこと」です。

例えば「土壌汚染対策を実施するためには費用が掛かる」というような場合は、社会環境管理と経済性管理がトレードオフになった、ということができます。

 

これまで総監受験者の「業務内容の詳細」を多数拝見しました。

多くの方は、1つ目の注意点である5つの管理の視点の記述はできています。

しかし2つ目のトレードオフについての記述は不十分な方が多い印象があります。

 

良くあるのは、

・○○管理と××管理がトレードオフになった。

・○○管理としては□□を行った。

・××管理としては△△を行った。

・結果として、業務は上手くいった。

というような展開です。

 

この展開で良くないところは、「○○管理と××管理のバランスをどう考えたのか」という視点が無いところです。2つの管理のバランスを考えると、もしかすると別の☆☆管理にも影響を及ぼす可能性もあるはずです。

 

つまり、

・○○管理と××管理がトレードオフになった。

の次には

・全体最適化のためには、これらのトレードオフをどうすることが良いと考えたのか

ということを記すべきです。点数でイメージ的に表現すれば、○○管理は60点で及第点スレスレにしてでも××管理に関しては90点を目指す、というように、全体最適化を図るためのマネジメントとしてどういう方針を立てたのかをはっきりさせるべきです。

そのうえで、それぞれの管理視点での対応策です。

この部分の記述がないと、「総監的なキーワード」をちりばめただけの感じがする、芯のない文章になりがちです。

 

以上、総監の「業務内容の詳細」を書く際の注意点でした。

 

*受験申込に関して、別の視点からも投稿があります。併せて御覧ください。

 業務内容の詳細~いつの業務を題材にするか~(その1)

 業務内容の詳細~いつの業務を題材にするか~(その2)

 業務内容の詳細~部門や科目のミスマッチに要注意!~

 技術士二次試験 受験申込書が大切です!

 受験申込~業務内容はどのように書くべきか~(その1)

 受験申込~業務内容はどのように書くべきか~(その2)

 業務内容の詳細~総合技術監理部門で注意することは~(その1)

 

*出願対策講座を行っています。講師ページからお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

業務内容の詳細~総合技術監理部門で注意することは~(その1)

2017年03月19日 作成 / 執筆:タートル講師 / 閲覧数(月間): 293

今回は受験申込みにおける「業務内容の詳細」について、総合技術監理部門(以下、総監とします)を受験する時に注意すべき点を述べたいと思います。

 

総監は、機械・電子電気・建設などの20部門(以下、20部門とします)とは全く異なる視点で業務内容の詳細を作成する必要があります。

 

「技術士制度における総合技術監理部門の技術体系(第2版)」(以下、青本とします)には以下のような記載があります。

 

『技術士総合技術監理部門では、企業などの組織における技術業務全般を見渡し、安全性や経済性などに関する総合的な判断に基づいた監理を行うことが可能な技術者を育成、 認定することを目的としている。

総合技術監理の範囲としては、主として経済性管理、 人的資源管理、 情報管理、 安全管理、社会環境管理であり、その他に社会的規範や国際的ルールを包括した倫理観や国際的視点なども範囲として含まれる。』

 

つまり総監における業務内容の詳細は、青本に書かれているようなことを意識して作成することが重要です。

ここでは特に注意すべき点を2つ述べたいと思います。

 

まず、20部門の専門技術は忘れましょう。上記の青本引用にも書かれている通り、『組織における技術業務全般を見渡し、安全性や経済性などに関する総合的な判断に基づいた監理』が求められた、という切り口で記述することが大切です。

 

具体的な例を挙げてみます。
「道路工事をしていた時に、想定していなかった軟弱地盤が出現した」という場合に、軟弱地盤の問題を地盤改良で解決した・施工方法を工夫することで解決した、というような切り口では専門技術(この場合は建設部門)の視点です。

同じ工事であっても、想定していなかった軟弱地盤出現で、工期に間に合わない懸念があった・予定していなかった技術者の投入が必要になったがマネジメント能力を駆使して解決した、というような切り口が総監では求められます。

つまりは「経済性管理、 人的資源管理、 情報管理、 安全管理、社会環境管理(5つの管理)」の視点で課題や問題点、解決策を書くことが大切です。

 

もう1点の「5つの管理のトレードオフを意識する」については、稿を改めて書かせていただきます。

 

*受験申込に関して、別の視点からも投稿があります。併せて御覧ください。

 業務内容の詳細~いつの業務を題材にするか~(その1)

   業務内容の詳細~いつの業務を題材にするか~(その2)

 業務内容の詳細~部門や科目のミスマッチに要注意!~

 技術士二次試験 受験申込書が大切です!

 受験申込~業務内容はどのように書くべきか~(その1)

 受験申込~業務内容はどのように書くべきか~(その2)

 

*出願対策講座を行っています。講師ページからお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

技術士へのステップの一つが消える?!技術士補の今後

2017年09月13日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 287

技術士へのステップとして、長年若手技術者の資格として定着していた「技術士補」が文部科学省の技術士制度改革の中で姿を消そうとしています。
技術士補は、技術士一次試験合格者を対象とし、技術士会に登録することで技術士補を名乗ることができるようになる資格です。
指導技術士の下で四年以上実務経験を積めば、技術士二次試験の受験資格が得られるというものです。
文部科学省はなぜ、廃止を含めた技術士補の制度の見直しを行おうとしているのでしょうか?

 

理由:技術士補登録をしての技術士試験受験者が全体の2%以下しかいない

 

技術士補登録を行い、指導技術士の下で実務経験を積んで技術士2次試験を受験する受験者は近年の統計から全体の2%以下しかいません。
多くの人は受験資格の「実務経験7年以上」で受験する人が全体の95%を占める形となっております。
また、職務上の監督者の指導の下であれば4年以上の実務経験を積んでいれば受験資格が得られるという別の受験資格もあり。技術士補登録をしてから受験資格を得るのに比べて、受験資格を得られやすいという事が言えます。
こうした状況から、技術士の前段資格としての技術士補の存在意義が薄いとして、廃止を含めた検討を行っています。

 

心配なのはいくら全体の2%以下とはいえ、技術士補として受験資格を得ようとして売る人たちに不利益が出ないかということです。
こうしたことを言い始めれば何も改革することができないと言われれば、それまでですが廃止される可能性がありますので、今後の動向に注意が必要です。

せっかく技術士補の登録をして二次試験の受験資格を得ようとしたのにと考えている人は、職務上の監督者の下での実務経験に切り替えられないかを調べておくようにしましょう。

 

制度が変わるときは、以前に取得した資格が無効になるような改革を行われることもあります。
私自身もエネルギー管理士の資格を取得しようと考えていた時期に省エネ法に関する法律の科目の科目合格をしておりました。
しかし、省エネ法の大幅改正があり、有効期限前だったのですが、科目合格の科目が失効してしまったという苦い経験があります。
制度改革が行われる場合は、その改革の動向を注視し、不利益を被らないようにしましょう。

技術士の基本を押さえる③ どんな業務が実務経験になるの?

2017年02月24日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 194

技術士2次試験を受験するには、所定の期間の実務経験が必要になります。

実務経験は、「科学技術に関する実務経験」としか記載がなく、どういったものが実務経験にあたるのかがとても曖昧です。

今回は、技術士受験資格の実務経験に関する例について解説します。

 

そもそも実務経験って?

技術士の実務経験ってどのようなものなのでしょうか?

技術士法の中では「科学技術に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務」とあります。

漠然としすぎていてどのようなものかが思い浮かばないかと思いますが、例としては以下のようなものが挙げられます。

 

・新製品の開発、設計、検査

・道路建設の計画、検討、設計

・建物を建設する際の受変電設備建設の計画、設計、運用後の評価

 

科学技術に関する新たな挑戦を行った時に技術士の実務経験になるのではないでしょうか?

通常であれば、困難で導入不能となるような事案でも、工夫を重ねてうまく製品化や工事であれば竣工したというような事例を実務経験の中で入れなければなりません。

設計や計画といっても、誰でもできるようなルーチンで流せる業務(決まりきった設計業務など)は、実務経験としては不適当であると思われます。

 

日々の業務の細かい点に注目

技術士を目指す方の中には、こんなことは、自分の業界にいる人であれば誰でも気が付くと思っていて、小さな工夫を見逃している可能性もあります。

技術に関する創意工夫はとても小さなことが大きな効果を発揮したりすることがあります。

そうしたものを見逃さず、実務経験としてうまくプレゼンができれば、十分実務経験になると言えます。

 

技術士二次試験の最初の難関でもある実務経験は、日ごろの業務をよく観察することで乗り切ることができます。

業務内容の詳細~いつの業務を題材にするか~(その1)

2017年02月01日 作成 / 執筆:タートル講師 / 閲覧数(月間): 188

受験申込書を提出する時には、「業務内容の詳細」として720字以内で小論文を書くことが求められています。

この小論文は、口頭試験の諮問材料に使われるものですから、しっかりとした題材を選んで記載することが重要です。

 

さて、皆さんは小論文の題材をどのように選んでいるでしょうか。

内容が大切なのは当然ですが、いつの業務を選んでいますか?

あまり古い業務だと口頭試験で不利になる・たとえ古い業務でも技術士らしい工夫があれば大丈夫だ、等々、

色々なことが書籍やインターネットに書かれています。

 

そこで、私がこの数年間で社内・社外含めてアドバイスをさせていただいた受験申込書について

 ・5つの業務経歴のうち、何番目の業務を小論文に取り上げているか

 ・受験時点から何年くらい前の業務を小論文に取り上げているか

の2点を調べてみました。

 

まずは1点目の、何番目の業務を小論文に取り上げているかについては、以下のようになりました。

 1つ目の業務:ゼロ

 2つ目の業務:約1割

 3つ目の業務:約3割

 4つ目の業務:約4割

 5つ目の業務:約2割

 

さすがに1つ目の業務を小論文に取り上げている人はいませんでした。

意外と最新の業務である5つ目が少ないのですが、これについては業務が終わったばかり(あるいは継続中)で、

工事であるとか製品改良の結果がまだ明確になっていないので、成果の部分を書きにくいようなケースもあるため

ではないかと考えています。

2つ目の業務を小論文に取り上げている人は1割程度いましたが、どちらかというと経験年数が短い若年受験者で、

業務経歴が3つしかない中での2つ目というようなケースでした。

 

以上、何番目の業務を小論文に取り上げているか、についてでした。

 

受験時点から何年くらい前の業務を小論文に取り上げているかについては、全体のまとめとともに稿を改めて

書かせていただきます。

第二次試験受験申込みには公印が必要です

2018年03月24日 作成 / 執筆:技術屋NR講師 / 閲覧数(月間): 173

これまでに第二次試験を受験されたことがある方はご存じだと思いますが、業務経歴票には、
勤務先から公印を捺印してもらう必要があります。

「平成29年度技術士第二次試験受験申込み案内」には、以下のように記されています。

業務経験〔上記の2つ以外〕 の場合(前頁参照)
* 勤務先から、代表者権限を持つ証明権者(代表者)による証明【印鑑;公印】を受ける。
 ⇒ 所属部課の代表者による印【会社の角印・代表者印(会社実印)《社名と役職者名の
   入っているもの》の丸印又はそれに代わる署名】


 ⇒ 代表者権限を持つ証明権者(代表者)とは、業務経歴を証明できる役職者
   (社長、所長、局長、所属部課長、証明権限を委任されている役員、総務・人事部長等)を指す。
* 受験に必要な業務経歴の年数内に勤務先が変わっている場合、現在又は以前の勤務先のうち、
いずれか1つの勤務先(原則、現在の勤務先から)から証明を受ける。


社印(角印)、社長印(丸印)でなくても、例えば事業部印(角印)、事業部長印(丸印)でも大丈夫です。
もし、この部署の印で大丈夫かどうか不安な場合は、早めに日本技術士会にお問い合わせされることを
お勧め致します。


技術士が多く在席している会社・部署なら手続きがすぐ分かると思いますが、技術士が少ない
(もしくはいない)会社にお勤めの方は要注意です。

社印・社長印を貰うために、稟議書に大勢の管理職・役員の捺印が必要であったり、
役員に「技術士とは何ぞや」の説明からしなければならなかったり、予想以上に時間が掛かる
場合があります。

業務経歴票を作成する前に、事前に総務担当などに、「技術士第二次試験受験申込書類に
社員・社長印が必要になるが、どういう手続きが必要か」ということを問い合わせしておいた方が
よいと思います。

「公印が間に合わなかったので受験できない」という最悪の事態とならないよう、ご注意下さい。
 

「業務経歴票」作成についてのアドバイス

2018年02月22日 作成 / 執筆:技術屋NR講師 / 閲覧数(月間): 172

第二次試験の受験申込書の際に、「業務経歴票」というものを書く必要があります。
(平成29年度の「業務経歴票」はこちらからDL)

この「業務経歴書」の一番の目的は、受験資格があるかどうかの確認です。
受験資格のある方は、従事期間の誤記さえなければ、何も問題ありません。

この目的以外に、皆さんの技術者としての進歩を見るということもあるのではないかと思います。

「地位・職名」欄と「業務内容」欄の記載には、工夫をすることで皆さんの技術士としての適性を
アピールすることができると思います。

この書き方が絶対という訳ではなく、私はこういう風に考え、こういう風に書いたというご紹介です。

★地位・職名
もちろん、「会社での肩書」を書いても問題ありませんが、それでは、どんな業務をしているのかが分かりません。
「課長」であっても、会社によって業務は違うと思います。
会社によっては、「課長」が設計の実務をしている場合もあると思いますし、また、会社によっては、
設計の実務に直接関与せずに、承認だけということもあると思います。

ですから、この欄には、プロジェクトに対してどういう役割であったかを書く方が、試験官にはイメージしやすいと思います。

例えば、「設計主担当」とか、「設計責任者」みたいな感じです。

一方、会社での役職は、エンジニアとして成長し、応用能力・解決課題能力が認められ、役職が上がっていくという
成長の過程を説明する材料であるということも言えると思います。

そこで、私の場合は、プロジェクトでの役割と、会社の役職を以下のような感じで併記しました。
「設計担当/グループ員」
「設計主担当/技師」
「設計責任者/主任技師」
「プロジェクト責任者/グループ長」
「技術指導者/参事」


★業務内容
「業務内容」を書くのに気を付けたことは、この内容が技術士としてふさわしい業務であるということが判るようにすることです。
この「技術士としてふさわしい業務」というのは、技術士法第二条に書かれている「業務」を行っていることが判るように書きました。

「検査」や「製図」などの「業務」を書くと、試験官に「技術士としてふさわしい業務ではない」と思われるかもしれません。

「設計」して「製図」しているのであれば、「設計」と書いた方が良いと思います。
「検査」してそのデータを基に「分析」や「評価」をしているのであれば、「分析」や「評価」と書くべきだと思います。

また、業務の内容を具体的にイメージしやすいように、「○○装置の設計」ではなく、
「○○装置の設計のうち、特に△△に関わる部分の設計」などと書く方が良いかもしれません。

技術士法
第二条 この法律において「技術士」とは、第三十二条第一項の登録を受け、技術士の名称を用いて、
科学技術(人文科学のみに係るものを除く。以下同じ。)に関する高等の専門的応用能力を必要とする
事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務
(他の法律においてその業務を行うことが制限されている業務を除く。)を行う者をいう。

 

記述式問題の書き方の基本は、起・承・転・結

2016年11月06日 作成 / 執筆:リバーフロント講師 / 閲覧数(月間): 164

技術士試験の記述式問題の書き方の基本について

 

技術士試験の記述式問題では、起・承・転・結(構成力)が一番大事。

起:問題の提起

承:背景および方針(起と転のつなぎ)

転:展開

結:結び

 

例えば、「今日の仕事の状況はどうでしたか?今日の朝、昼、何を食べましたか、夜は何を食べたいですか?」という問いが技術士の試験に出たとします。

 

〇悪い回答例(文章がつながっていない、読み手が疑問に思う)

・仕事はまあまあでした。(ふーん)

・朝起きてトーストを食べました。(何故トースト?)

・お昼になってお腹がすいてきたので、昼食はステーキを食べました。(何故ステーキ?)

・晩は、和食を食べたいと思っています。(あっ、そう:試験官はもうあきれている)

 

〇いい回答例(食事と仕事の関係をつなげている)

起:問題の提起

・朝起きたとき、昨日の仕事が終わってないのを思い出し、気が重く、食欲がなかったため、軽めにトーストを食べました。(そうなんだ。)

 

承:背景および方針(起と転をつなげている)

・朝食を食べたら元気がでてきたので、昨日の仕事がなぜうまく行かなかったのかを考えていたら、いいアイデアがうかんできました。(やる気がでてきたね!)

 

 
   

転:展開(主題)

・会社に行って、午前中考えたアイデアを基に仕事をやったら、いい結果がでて上司にほめられ、うれしくなりました。お昼になってお腹がすいてきたので、何を食べようか考えました。朝は軽い食事だったので、食欲がでてきたこともありステーキを食べることにしました。(やったじゃない!)

 

結:結び(自分の思い、課題)

・朝と昼は洋食だったので、晩は、和食を食べたいと思っています。(なるほど)

 

技術士の試験は、構成力5割、記述力3割、技術力2割だと思います。

試験がはじまったら、起、承、転、結と書き、題意に沿ってそれぞれに何を書くかキーワード、概要をメモして、それをもとに回答を作成していけばいいと思います。

 

(その他)

・上記観点から、想定問題の回答をチェックしてみてはいかがですか?

・想定問題の回答を書いたら、それを暗記していた方がいいと思います。

・キーワードでなく、文章で暗記しておいた方がいいです。

・試験中は暗記したことを書くのでなく、暗記した文章を基に題意に沿った内容を考えながら、起承転結の各部分を埋めていってください。(ここが受かるかどうかのポイント)

・主体的に書くことも大事

 ×:〇〇では~と言われている。

 〇:私は~と考える。

以上です。

 

技術士試験再現論文に、上記起・承・転・結に従って作成した論文を掲載しています。

以下の手順で再現論文をご覧いただけます。

リバーフロント講師→ファイル→再現論文→多自然川作り ダウンロード

 

受験生の皆様、なんでも結構なので、リバーフロント講師あてにご連絡いただければ幸いです。

部門、科目が異なっていても、有意義なアドバイスはできると考えています。

(試験官が必ずしも、自分の選択科目の分野の専門家とは限りません。まず、他分野の専門家が見て、内容が把握できるような記述内容が大事と考えます。)

よろしくお願いします。

 

リバーフロント講師

 

平成29年度 口頭試験合格率!?

2018年03月09日 作成 / 執筆:kody講師 / 閲覧数(月間): 159

日本技術士会が公表した平成29年度技術士二次試験筆記試験合格者名簿の合格者番号と平成29年度技術士二次試験合格者数から口頭試験の合格率を計算しました。

 

【総合技術管理部門を除く部門】

部門 筆記試験合格者数 二次試験合格者数   合格率

◆機械部門

機械設計 78人 60人 76.9%

材料力学 58人 40人 69.0%

機械力学・制御 24人 14人 58.3%

動力エネルギー 25人 21人 84.0%

熱工学 24人 23人 95.8%

流体工学 24人 21人 87.5%

加工・ファクトリー~ 38人 31人 81.6%

交通・物流機械及び~  28人 20人 71.4%

ロボット   7人      4人 57.1%

情報・精密機器   10人 9人  90.0%

◆船舶・海洋部門
 船舶           2人      2人  100.0%

海洋空間利用   4人   4人  100.0%

舶用機器 0人   0人  0.0%


 ◆航空・宇宙部門

機体システム 10人   7人    70.0%

航行援助施設   4人   4人   100.0%

宇宙環境利用   2人   2人   100.0%

 

◆電気電子部門

発送配変電 21人     21人  100.0%

電気応用       23人     23人   100.0%

電子応用       38人     38人   100.0%

情報通信    57人     47人    82.5%

電気設備       96人     93人     96.9%


 ◆化学部門

セラミックス及び~    11人      11人 100.0%

有機化学製品        9人    9人 100.0%

燃料及び潤滑油       1人    1人    100.0%

高分子製品   10人     10人   100.0%

化学装置及び設備     6人       6人   100.0%


 ◆繊維部門

紡糸・加工糸の方法~   3人     3人    100.0%

紡績及び製布 3人     3人    100.0%

繊維加工 3人     3人    100.0%

繊維二次製品の製造~ 5人     5人    100.0%


 ◆金属部門

鉄鋼生産システム 0人     0人      0.0%

非鉄生産システム 0人     0人        0.0%

金属材料   14人   13人     92.9%

表面技術      17人       17人    100.0%

金属加工      22人    20人     90.9%


 ◆資源工学部門

固体資源の開発及び~  1人     0人      0.0%

流体資源の開発及び~ 1人     1人    100.0%

資源循環及び環境        3人     3人    100.0%


 ◆建設部門

土質及び基礎           194人     176人    90.7%

鋼構造及びコンク~  248人     215人    86.7%

都市及び地方計画   167人     159人       95.2%

河川、砂防及び~   273人     261人       95.6%

港湾及び空港    64人      58人      90.6%

電力土木    23人      17人       73.9%

道路      446人    409人      91.7%

鉄道              80人     74人       92.5%

トンネル           81人     73人       90.1%

施工計画、施工設備~  271人        252人       93.0%

建設環境   124人         107人       86.3%


 ◆上下水道部門

上下水道及び工業用~    82人          63人    76.8%

下水道   122人        115人       94.3%

水道環境      3人         2人   66.7%


 ◆衛生工学部門

大気管理   4人        4人   100.0%

水質管理    1人        1人   100.0%

廃棄物管理       19人         18人   94.7%

空気調和   17人     12人     70.6%

建築環境    9人      7人     77.8%


 ◆農業部門

畜産   2人        2人    100.0%

農芸化学     11人         11人    100.0%

農業土木     81人          77人      95.1%

農業及び蚕糸     11人       6人    54.5%

農村地域計画     11人          11人   100.0%

農村環境       8人            7人   87.5%

植物保護     12人               9人      75.0%


 ◆森林部門

林業     10人           8人    80.0%

森林土木     38人          35人       92.1%

林産     13人          13人   100.0%

森林環境     10人          10人      100.0%


 ◆水産部門

漁業及び増養殖   3人         3人    100.0%

水産加工   2人        1人         50.0%

水産土木        9人             8人         88.9%

水産水域環境  12人           10人         83.3%


 ◆経営工学部門

生産マネジメント    42人          36人      85.7%

サービスマネジメント   22人          22人       100.0%

ロジスティクス   5人        5人        100.0%

数理・情報   3人        3人        100.0%

金融工学   0人        0人          0.0%


 ◆情報工学部門

コンピュータ工学  9人          9人        100.0%

ソフトウェア工学    12人     10人          83.3%

情報システム~    9人      9人         100.0%

情報ネットワーク   16人      11人          68.8%


 ◆応用理学部門

物理及び化学 14人           11人          78.6%

地球物理及び地球化学    10人          10人        100.0%

地質    61人          46人          75.4%


 ◆生物工学部門

細胞遺伝子工学   6人        5人          83.3%

生物化学工学    14人            13人         92.9%

生物環境工学   3人        3人       100.0%


 ◆環境部門

環境保全計画   30人     30人         100.0%

環境測定   32人     26人          81.3%

自然環境保全     49人     45人          91.8%

環境影響評価    25人     20人         80.0%


 ◆原子力・放射線部門

原子炉の設計~      6人             5人         83.3%

原子炉の運転~      3人        3人        100.0%

核燃料サイクルの技術      5人        5人        100.0%

放射線利用       2人       2人        100.0%

放射線防護       8人       7人         87.5%

 

【総合技術管理部門】

部門 筆記試験合格者数 二次試験合格者数   合格率

◆機械

機械設計      4人   4人    100.0%

材料力学   2人 2人    100.0%

機械力学・制御   0人 0人     0.0%

動力エネルギー   1人 1人     100.0%

熱工学   0人 0人      0.0%

流体工学   1人 1人    100.0%

加工・ファクトリー~   2人 2人  100.0%

交通・物流機械及び~ 7人 2人    100.0%

ロボット   0人     0人       0.0%

情報・精密機器   0人     0人       0.0%


 ◆船舶・海洋

船舶        0人    0人       0.0%

海洋空間利用   1人           1人     100.0%

舶用機器 0人    0人       0.0%

 

◆航空・宇宙

機体システム   0人     0人       0.0%

航行援助施設   0人     0人       0.0%

宇宙環境利用   1人     1人     100.0%

 

◆電気電子

発送配変電   3人        2人         66.7%

電気応用      3人     3人       100.0%

電子応用         3人     3人        100.0%

情報通信     6人             6人    100.0%

電気設備      3人         3人      100.0%


 ◆化学

セラミックス及び~       0人 0人      0.0%

有機化学製品       1人 1人       100.0%

燃料及び潤滑油      0人 0人     0.0%

高分子製品    2人       2人       100.0%

化学装置及び設備    0人       0人     0.0%


 ◆繊維

紡糸・加工糸の方法~   0人     0人     0.0%

紡績及び製布 0人     0人     0.0%

繊維加工 0人     0人     0.0%

繊維二次製品の製造~ 0人     0人     0.0%

 

◆金属

鉄鋼生産システム 0人     0人    0.0%

非鉄生産システム 0人     0人        0.0%

金属材料 2人     2人       100.0%

表面技術     1人        1人       100.0%

金属加工     0人     0人      0.0%


 ◆資源工学

固体資源の開発及び~  0人     0人        0.0%

流体資源の開発及び~ 0人     0人        0.0%

資源循環及び環境        0人     0人        0.0%


 ◆建設

土質及び基礎        17人      16人      94.1%

鋼構造及びコンク~      37人      34人      91.9%

都市及び地方計画    17人      17人     100.0%

河川、砂防及び~    30人      29人      96.7%

港湾及び空港      3人          3人    100.0%

電力土木         3人          3人    100.0%

道路      37人         33人      89.2%

鉄道             13人        12人      92.3%

トンネル           3人         3人       100.0%

施工計画、施工設備~    27人          24人         88.9%

建設環境     13人       13人     100.0%


 ◆上下水道

上下水道及び工業用~    22人          22人     100.0%

下水道     16人          16人     100.0%

水道環境   1人          1人      100.0%


 ◆衛生工学

大気管理   0人        0人      0.0%

水質管理   1人        1人    100.0%

廃棄物管理      6人          6人    100.0%

空気調和      3人       3人    100.0%

建築環境      1人       1人     100.0%


 ◆農業

畜産   0人        0人        0.0%

農芸化学      0人              0人      0.0%

農業土木       7人             7人     100.0%

農業及び蚕糸   0人        0人      0.0%

農村地域計画      1人              1人    100.0%

農村環境     0人              0人      0.0%

植物保護     0人           0人            0.0%


 ◆森林

林業       1人            1人    100.0%

森林土木       0人            0人         0.0%

林産       1人            1人       100.0%

森林環境       1人            1人      100.0%


 ◆水産

漁業及び増養殖   0人        0人            0.0%

水産加工   0人        0人          0.0%

水産土木      1人            1人    100.0%

水産水域環境   0人        0人            0.0%


 ◆経営工学

生産マネジメント       6人              5人          83.3%

サービスマネジメント      1人              1人        100.0%

ロジスティクス   2人        2人          100.0%

数理・情報   0人           0人            0.0%

金融工学    0人        0人            0.0%


 ◆情報工学

コンピュータ工学    0人        0人          0.0%

ソフトウェア工学       3人       3人        100.0%

情報システム~       6人       6人        100.0%

情報ネットワーク      1人       1人        100.0%


 ◆応用理学

物理及び化学    1人        1人         100.0%

地球物理及び地球化学      1人              1人        100.0%

地質     7人          7人         100.0%


 ◆生物工学

細胞遺伝子工学   2人        2人         100.0%

生物化学工学        0人          0人          0.0%

生物環境工学   0人        0人            0.0%


 ◆環境

環境保全計画     2人       2人        100.0%

環境測定     0人       0人          0.0%

自然環境保全       1人       1人        100.0%

環境影響評価      1人       1人        100.0%


 ◆原子力・放射線

原子炉の設計~       0人        0人          0.0%

原子炉の運転~      1人        1人       100.0%

核燃料サイクルの技術      1人        1人        100.0%

放射線利用       2人        1人         50.0%

放射線防護       0人        0人            0.0%

 

平成28年度口頭試験合格率:https://kody-pe.jimdo.com/技術士受験生へ/技術士試験情報/平成28年度口頭試験合格率/

 

平成27年度口頭試験合格率:https://kody-pe.jimdo.com/技術士受験生へ/技術士試験情報/平成27年度口頭試験合格率/


平成26年度口頭試験合格率:https://kody-pe.jimdo.com/技術士受験生へ/技術士試験情報/平成26年度口頭試験合格率/

総監の択一で点数を稼ぐ

2017年07月03日 作成 / 執筆:まさふみ講師 / 閲覧数(月間): 147

総監の択一は、足切りのために行うわけではありません。

択一の点数と筆記の点数を合わせて、合格か否かを評価します。

ですから、択一では、最後の最後まで、手を抜かずに加点を狙います。

 

総監の択一試験では、法律に関する設問が25%近くになります。

まさに4問に1問が法律問題です。

 

例えば、平成28年度には、人的資源管理のからみで、『雇用機会均等法』に関する設問がされています。

 

ひとつひとつの条文を覚えることは、費用対効果が悪いため、目的条文に絞り、読み込みます。

つまり、第1条の趣旨を理解して、あとは、本番で応用力で対応するのが得策です。

 

均等法の第1条には、次のことが書かれています。

(1)法の平等のを保証する日本国憲法の理念にのっとって「雇用分野」における

(2)男女の均等な「機会」及び「待遇」の確保を図ること

(3)女性労働者の就業に関して「妊娠中」及び「出産後」の「健康の確保」を図ること等

(4)(2)と(3)の措置の推進を目的とする。

 

(2)に着目してみましょう。

「機会」や「待遇」とわざわざ書いているのは、どういうことでしょうか。

これは、労働基準法では、「機会」や「待遇」について定めがなかったためです。

 

労働基準法では、第4条で、「男女同一賃金の原則」として、「使用者は、労働者が女性であること理由として、賃金について、男性と差別的な取り扱いをしてはならない」とだけ、定めています。

 

雇用機会均等法は、労働基準法の弱点を補うために作られたことが理解できるでしょう。

 

プロジェクトに女性スタッフがいる場合に、「雇用機会均等法」の知識が必要であるのと同様に、

(A)派遣さんがいる場合には、『労働者派遣法』の

(B)パートさんがいる場合には、『パート労働法』の

(C)ベテランさんがいる場合には、『高年齢者雇用安定法』の

(D)ハンディキャップをもった人がいる場合には、『障害者雇用促進法』の

(E)若い人がいる場合には、『若者雇用促進法』の

(F)お子さんや介護が必要な親族がいる人を雇っている場合には、『育児介護休業法』の

知識が必要です。

 

その証拠に、平成27年度の設問13や平成22年度の設問11では「育児・介護休業法」が出題されています。

平成21年度の設問15では「派遣労働者法」が出題されています。

 

平成28年度で言えば、4問に1問が法律問題ですから、目的条文だけでも押さえておくのと、目的条文さえも押さえられていないのでは、点数の上積みで差がつくはずです。

 

 

 

技術ノートx100を作成できた受験生へのエール

2017年06月03日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 115

技術ノートx100の作成
技術ノートにキーワード(100個目標)を作成するのは大変ですが、まずはこれを頑張りましょう。
5月中に100個作成することが目標でした。これを達成した人は素晴らしい。あと少しという人も
よく頑張りました。

 

筆記練習の開始
技術ノートの作成は目的ではなく手段です。また、試験には期日があります。すでに6月に入った
ので、技術ノートをベースにした筆記練習を開始しましょう。目標は作成した100個の技術ノート
をベースにして、600字原稿用紙にそのキーワードの特徴、課題、対策をまとめます。A4の技術
ノートには900字相当の情報が通常あるので、ここから600字にまとめます。

 

図表の活用
600字の原稿に、特徴と課題と対策をまとめるには、端的に効率的にまとめるテクニックが必要
です。ここで最も有効なのが図表を1つ挿入することです。個人的には、原稿用紙の右上の7x7の
升目がターゲットです。ここに600字の原稿で書きたいことのエッセンスを図表として示すことが
できれば、それだけでほぼ合格です!

 

黄金の3の法則
特徴は3つに拘らなくてもいいですが、課題と対策はそれぞれ特に重要なことを3つ選択して、その
記述に集中しましょう。限られた原稿用紙の中でアピールするには、2つでは不足するし、4つでは
多い。やはり3つが非常に有効です。常に課題を3つ考えて、それぞれの解決策を考える癖をつけましょう。

 

目標は30分
600字の原稿用紙を一枚書き上げるのにどれぐらいの時間がかかるでしょうか?完成した600字原稿を
朗読すると2分とかからない。でも、悩みながら書いていると時間はどんどん経過する。実際の試験の
時には、キーワードを書き出し、頭の中で整理しながら記載する必要がある。目標はズバリ1枚30分だ。
空き時間が30分あれば、キーワード1つを書き上げよう。また、できれば勉強時間として、朝でも、
夜でも良いけど2時間確保して、キーワード4つを書き上げるようにしよう。

 

6月中に100個のキーワードを原稿用紙に記述する
毎日4枚のキーワードを書けば、25日で100個のキーワードを原稿用紙に記述することは可能だ。
6月はこれを目標に頑張ってほしい。そして、原稿用紙に記述していると、作成した技術ノートの
過不足を感じることがあると思う。その内容は時間が許す範囲で結構なので改定していこう。
経験則で言えば、技術ノートを2回ぐらい改定するとかなり優れたレベルに昇華する。

 

7月に入ったら録音
600字の原稿用紙に記載することでかなり記憶に定着していると思うけど、これだけでは十分では
ない。実際の試験の時に適切なキーワードが思い出せるようにするには、この100枚の原稿用紙を
スマホに録音しよう。先ほども書いたように600字の原稿を朗読するのはわずか2分ほどなので、
200分(3時間20分)あれば可能だ。週末等の時間の取れる時に頑張って朗読しよう。条件が許せば
奥様や子供にお小遣いを渡す代わりに吹き込んでもらうのは方法かもしれない。

 

繰り返してヒアリングすることで記憶に定着
録音した原稿用紙の内容を繰り返しヒアリングすることは、電車の中でも、歩きながらでも、
いつでもできる。そして、何度もなんども繰り返し聞くことで、記述内容の過不足を感じることが
あると思う。ちょっと違うなあと思ったら、技術ノートを改定して、原稿用紙に書き直しして、
改定版として録音しよう。この改定版が多いほど、レベルアップしているということ。

 

今回は、記述問題に絞って合格の為のノウハウを披露しました。選択問題については別にアップ
します。

 

7月の試験に向けて、6月は佳境です。ここでしっかりと技術士としての自力を高めて、合格
レベルを一気に突き抜けてしまいましょう。

技術士一次試験は実は難しくない?? 合格率の推移

2017年01月28日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 93

技術士を目指す方にとっては最初の関門となる「技術士一次試験」

その技術士一次試験の難易度はどの程度なのでしょうか。

 

技術士一次試験の概要

技術士の一次試験は、技術士になるための見習い資格を得るための試験といってもいいでしょう。受験資格はなく、誰でも受験することが可能です。

試験科目は、以前は科目が多く、受験に対する負担が大きかったのですが、現在は三科目となっており、以前よりも働きながら受験することができるようになっています。

 

試験科目について

基礎科目

工学に関する解析や情報処理に関するもの、材料・化学に関するもの、環境に関するもの

※選択による回答

適性科目

ISOや技術者倫理に関するもの

専門科目

各分野の専門的な内容に関するもの(大学院修了レベル)

 

科目の内容だけ見るととても高度な内容のように見えます。

 

技術士一次試験 合格率

 

過去五年間の受験者と合格者の推移は以下のようになります。

 

受験者数 

平成24年  17188

平成25年  14952

平成26年  16091

平成27年  17170

平成28年  17561

 

合格者数 

平成24年  10882

平成25年  5547

平成26年  9851

平成27年  8693

平成28年  8600

 

合格率 

平成24年  63.3

平成25年  37.1

平成26年  61.2

平成27年  50.6

平成28年  49.0

 

参照:公益社団法人 日本技術士会

https://www.engineer.or.jp/c_topics/001/attached/attach_1012_1.pdf

 

こうしてみると、合格率は60%を超えている年度もあり、かなりの合格者が出ていることが分かります。

また、大学院を修了して指定学科であれば、該当部門の一次試験は免除となることなどもあり、一次試験自体を受けないという人も多いのではと思います。

しかし、技術士になりたいと考えている人も、一次試験受験対象者であれば、この試験科目の概要を見ることになります。

 

かなり内容が高度なものと思えてしまい、技術士取得を諦めてしまった方もいらっしゃるのではないかと思います。

しかし、技術士一次試験の合格率を見ると、受験者の半分以上が合格している年もあります。

 

技術士を目指している方は、技術士一次試験を受験し、合格し技術士補として活動できるようになりましょう。

受験申込~業務内容はどのように書くべきか~(その1)

2017年03月07日 作成 / 執筆:タートル講師 / 閲覧数(月間): 90

受験申込の書類は大きく2つの内容に分かれています。

1つ目は、1枚目の「技術士第二次試験受験申込書」です。これは氏名、住所、受験部門・科目、勤務先、

技術士補となる資格を有していることの証明等を記入します。

2つ目は、2枚目の「業務経歴票[証明書]」です。これは大学院における研究経歴、勤務先における業務

経歴、業務内容の詳細等を記入します。

 

1枚目については、全く事務的な内容なので、受験申込み案内に従って記入すれば問題ありません。

重要なのは2枚目の内容です。勤務先における業務経歴や業務内容の詳細の出来が、口頭試験に大きな影響

を与えるので、事務的に間違いがないことは当然として、「技術士にふさわしい」内容になっていることが

大切です。

 

今回は勤務先における業務経歴のうち、「業務内容」の部分にテーマを絞って、注意点を2つアドバイスしたい

と思います。なお、ここでは「技術士補としての経験」以外の受験資格で受験される方を対象としています。

 

まず1つ目は、割と事務的なことです。業務内容として書くべき仕事は、どのようなものが適切でしょうか?

受験申込み案内には、「科学技術に関する業務」が業務の経歴になると書かれていて、かつ注釈として以下の文章

があります。

 

『科学技術(人文科学のみに係るものを除く。)に関する専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、

設計、分析、試験、評価(補助的業務を除く。)又はこれらに関する指導の業務』

 

嚙み砕いて言えば、技術系の仕事で、計画、研究、設計、分析、試験、評価(又はこれらの指導)どれかに当てはま

っていることが大切です。

例えば、

○○○の計画

○○○の設計及び指導

のように、文末が「計画、研究、設計、分析、試験、評価(又はこれらの指導)」で終わっていれば、少なくとも事務的

には経歴としてカウントされると考えて間違いありません。ここまでは、最低限クリアすべきレベルだと考えてください。

 

2つ目の注意点は、口頭試験対策として大変重要なことです。これに関しては稿を改めて書かせていただきます。

 

*受験申込に関して、別の視点からも投稿があります。併せて御覧ください。

 業務内容の詳細~いつの業務を題材にするか~(その1)

   業務内容の詳細~いつの業務を題材にするか~(その2)

 業務内容の詳細~部門や科目のミスマッチに要注意!~

 技術士二次試験 受験申込書が大切です!

 

*出願対策講座を行っています。講師ページからお気軽にお問い合わせください。

 

 

青本の頒布終了下での総監対策

2018年01月02日 作成 / 執筆:まさふみ講師 / 閲覧数(月間): 89

総合技術監理部門の試験は、技術士会が発行する『技術士制度における総合技術監理部門の技術体系(第2版)』を使って準備します。

この書籍は、表紙が薄い青色であることから、技術士受験業界では「青本」と呼ばれています。

 

従来、この青本は、技術士会から購入することができました。

しかし、平成28年に在庫がなくなったことと、内容が古くなったことから、増刷することなく、頒布されなくなりました。

 

ここで悩みのタネとなるのは、総合技術監理部門の受験生が、どのようにして、試験対策をするかです。

おおまかにわけて、次のいずれかで対応することになるでしょう。

 

1)知人等から青本(複写を含む。)を入手して対策する。
2)技術士受験対策会社のテキスト又は市販の参考書を利用して対策する。
3)青本や書籍に頼らずに対策する。

 

ここで、3)は避けた方が無難です。
なぜなら、総合技術監理部門で試されている能力は、青本の第1章を正しく読み込まないと、理解できないためです。

 

おすすめは、2)です。
なぜなら、対策会社は青本の内容に基づき、細部の情報をアップデートしているためです。

 

たとえば、人的資源管理の労働関係法について、青本では労働契約法を掲載されていません。
それは、青本が平成16年1月に発行されているのに対して、労働契約法が平成20年3月に施行されているためです。

 

働き方改革や長時間労働是正が重要テーマになっていますから、労働契約法は、押さえておくべき法律と言えます。

実際に、労働契約法に密接にかかわるセクハラ・パワハラ関連の出題は択一試験で頻出問題です。

 

もちろん、何らかの手段で、青本が入手できる1)の人が、2)の方法を併用した時には、さらに効果が高まると言えます。

 

 

技術士2次試験 成功の秘訣

2019年04月08日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 85

もう既に技術士2次試験の申し込みを済ませた受験生もいることかと思います。

さて、申し込みが済んだら、あとは勉強するのみです。

 

しかし勉強はつらく長く、大変なものです。

モチベーションを継続することも、試験勉強のスキルの一つと考えます。

 

では、何でモチベーションを維持するのか?

よく言われる成功への秘訣をまとめてみました。

 

1.自分の成功した姿を想像する

 アインシュタインの言葉に「想像力は知識よりも重要だ」があります。

鮮明に正しく成功した自分を想像することで、後の自分がそれに続くことが簡単になるでしょう。

・毎日自分の成功を想像することに数分費やしましょう。

自分が成功して、映画の主人公になっているのを想像するのです。

その映画であなたは何を行なっていますか?どんな感じの成功ですか?

高揚した気持ちを楽しみ、自分の炎をかき立てるモチベーションにしましょう。

2.自分のゴールを成功させるもの、能力、物質を特定しましょう

もし有名な演説者になりたいのでしたら、自分のボキャブラリー、知識、

スピーチライティング、声の鮮明さなどのスキルを磨くことが必要となるでしょう。

では、技術士になるためにあなたが必要な能力、物質とは何ですか?

論文力、技術の知識力、キーワード、時事ネタなど何が足りないのかを分析してみましょう。

3.自分が磨かないといけない能力と、自分がアウトソースできるスキルを判別する。

アウトソーシングは、タイムマネージメントです。

自分の能力には限りがあるのです。

あまり重要でないことをアウトソーシングすることによって、

自分がそこへたどり着くまでにフォーカスしておきたいことに集中できる時間を与えます。

試験日は既に決まっています。

つまり、試験勉強ができる時間は伸ばすことができません。

有限な時間を如何に有効な時間とするかは、

貴方自身が時間の使い方を考える必要があります。

うまくいかない、苦手だと思うことは人それぞれ必ずあります。

そんなときは、経験者へ意見を聞くことも時間を有効に活用する手法であります。

ぜひ、合格への道筋を今から考えてみて下さい。

技術士2次試験 得点がもらえない論文とは

2019年04月03日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 80

技術士試験の合否基準は、書いた論文の得点が60%以上であれば合格、

60%未満であれば不合格と明確です。

 

しかし、どのような論文の場合に得点がもらえないか、について

良くわかっていない受験生が多くいると感じています。

 

 技術士試験の合格基準は、技術者としてのコンピテンシーにあります。

それは一言で言うと、技術を用いて効果的な結果を出す、ということです。

そして、得点にならない論文とは以下のことです。

  1. 出題者が求める重要事項が理解できない
  2. 技術を応用した答えになっていない。
  3. 提案内容が実務的、効果的と感じられない

 

1. 出題者が求める重要事項が理解できない

 これは問題趣旨を読み取れないことが主要因です。

問題の背景にある社会的なニーズや技術経営的課題に着目することによって、

かなり明確に出題意図を読み取れます。

 

2. 技術を応用した答えになっていない。

 問題から解決に至るプロセスにおいて、専門の部門、科目の技術はどこで、

どのように応用するのか、その点を明らかとする必要があります。

解決策は得られても、ただ普通の解決策を書くだけでは不足です。

技術的根拠が書かれていなければ、答案上は思いつきと捉えられてしまいます。

技術士として十分な資質も持っていると捉えてもらえないのです。

 

3.  提案内容が実務的、効果的と感じられない

 これは、コンピテンシーを意識した書き方となっていないことが主要因です。

すなわち何でも、ただ「~を~する」と提案するのではなく、

技術者コンピテンシーとは、「技術を用いて効果的な結果を出す」ことですから、

  • ~(結果、成果)のために~(技術)を応用して~(対策)をする。
  • ~(技術)を応用して、~(対策)を行い、~(結果、成果)を達成する。
  • やるべきことが多数あるなかで、主要因(一番にすべきこと)が何かわかっている。
  • 他者を卓越する結果、あるいは業界を変革するような提案がある

     

    このような書き方となるように沢山過去問を解き、練習してほしいと思います。

受験申込書を提出する前のチェック事項

2019年04月15日 作成 / 執筆:タートル講師 / 閲覧数(月間): 78

4月8日から、技術士第二次試験の受験申込受付が始まっています。最終締切は4月24日なので、

受験申込書の内容を推敲中の方も多いと思います。

ここでは受験申込書を提出する前にチェックしておくべき事項を紹介したいと思います。

 

1.受験する部門・科目がメインの内容となっているか

 5つの業務経歴は、受験する部門・科目の内容がメインになっているでしょうか?また、「業務

内容の詳細」は、課題や解決策を受験する部門・科目の切り口で記述できているでしょうか?

 業務経歴については、「科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、

研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導」であるとともに、受験する部門・科目の内容

がメインになっていることが重要です。例えば建設部門の道路科目を受験するのに、道路に関する業務

は1つだけで、残りの4つはトンネルに関する業務というような内容だと、口頭試験の時に厳しい質問が

来ると考えましょう。

 「業務内容の詳細」については、題材もさることながら、課題や解決策が受験する部門・科目の切り

口になっていることが重要です。例えば道路が対象であっても、課題や解決策が軟弱地盤対策に関する

ことであれば、土質及び基礎科目と見なされる可能性が高くなります。

 「部門・科目のミスマッチ」があると、口頭試験でリカバリーすることは非常に難しくなります。

提出前に適切な内容となっていることを確認しておきましょう。

 

2.年号は西暦で書いているか

 5月の改元に伴うことかと思いますが、今年度から年号は元号ではなく西暦で記載することになって

います。細かい変更ですが、決められたルールに従った記載が必要です。

 

3.業務経歴の合計年数は記載した業務のみの合計となっているか

 「合計年数の欄は①在学期間(上限2 年)及び②従事期間の合計年数を記入する」ことになっています。

従来は業務経歴を一部省略した場合でも、省略した期間も合計年数に加えることができましたが、今年度

からは省略した業務経歴の年月数を合計に加算しないことになっています。

 

4.業務内容の詳細の文字数は720字以内になっているか

 受験申込書の「業務内容の詳細」欄の仕様が変更されています。従来は「720字のスペース内に入力」

だったので、せいぜい700字前後しか記載できませんでした。新たな様式では「900字のスペースに720字

以内で入力」なので、実質的には記載できる文字数が増えたと言えます。

 提出前にWordの文字数カウント機能を使う等、720字以内で記述しているか確認しておきましょう。

 

 

*各種対策講座を行っています。講師ページから詳細を記したファイルをダウンロードできますのでご覧ください。

 

 

技術士二次試験 受験申込書が大切です!

2017年03月02日 作成 / 執筆:タートル講師 / 閲覧数(月間): 76

3月1日に、技術士二次試験の合格発表がありました。

合格された方、本当におめでとうございます。

 

残念ながら口頭試験で不合格となった方もいらっしゃいます。

部門や科目により差はあるかと思いますが、建設部門のように受験者が多いところでは、

口頭試験の合格率は毎年90%前後だと思います。

つまり10名に1人くらいの割合で、口頭試験で不合格になる方がいるということです。

 

残念ながら口頭試験で不合格となった方から連絡をいただきました。

差支えのない範囲で、不合格となった主な原因について記します。

 

一言でいうと、『受験申込書の失敗』です。

 

受験申込書には、部門、科目、専門とする事項、業務経歴、業務内容の詳細等を記載します。

この方は,科目と専門とする事項にミスマッチはありませんでした。しかし、業務内容の詳細

で取り上げた業務は、専門とする事項とマッチしていませんでした。

 

つまり、こういうことです。

例えば○○部門A科目の内容が、a、b、cに分類できると考えてください。この方は専門とする事項

としてaに関することを書いているのに、業務内容の詳細ではcに関する業務を取り上げていました。

ちなみに業務経歴は、4つはaに関する業務を挙げているのに、1つだけcに関する業務を挙げていて、

その業務を業務内容の詳細に取り上げていました。

 

私自身の受験経験、また他の受験生の話から考えると、口頭試験の試験官は専門とする事項によって

決まるようです。

例えば建設部門の河川、砂防及び海岸・海洋科目であれば、受験時に河川に関連する内容を専門とする

事項にしていれば、口頭試験の試験官は河川分野が専門の方になるという具合です。

 

ですから、専門とする事項を河川に関連する内容にしているのに、業務内容の詳細で海岸に関する業務を

取り上げていたら、河川分野が専門の試験官が海岸のことについて口頭試験で聞く、という事態が生じます。

 

先に挙げた不合格となった方は、このパターンになってしまい、最初から最後まで口頭試験で話が嚙み合

わなかったということでした。

受験申し込み時点からアドバイスできていれば、と思いましたが、後の祭りです。

 

もし、専門とする事項と業務内容の詳細が一致していない受験申込書を提出しても、これが原因で受験申込み

が不受理になることはありません。

しかし、無事に筆記試験を合格しても、口頭試験が残念な結果になる可能性は非常に高まります。

 

受験申込書を提出してしまったら、文章を訂正することはできませんから、提出前に十分なチェックを受ける

ことが大切です。

 

*受験申込書に関して、別の視点からも投稿があります。併せて御覧ください。

 業務内容の詳細~いつの業務を題材にするか~(その1)

 業務内容の詳細~いつの業務を題材にするか~(その2)

 業務内容の詳細~部門や科目のミスマッチに要注意!~

 

*出願対策講座を行っています。講師ページからお気軽にお問い合わせください。

選択科目Ⅱ-2の対応が合否の分かれ道

2019年04月01日 作成 / 執筆:まさふみ講師 / 閲覧数(月間): 74

筆記試験は、必須科目Ⅰ(1800字)、選択科目Ⅱ-1(600字)、選択科目Ⅱ-2(1200字、選択科目Ⅲ(1800字)に分かれます。このうち、選択科目Ⅱ-2を適切に書けるかどうかが合否の分かれ道になるでしょう。

なぜなら、Ⅱ-2では、他の科目では問われない「マネジメント」と「リーダーシップ」が確認項目になっているためです。

 

マネジメントとは、一言でいえば「業務遂行手順」です。

このマネジメントに関して、技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)は、次のように公表されています。

 

〇業務の計画・実行・検証・是正(変更)等の過程において、品質、コスト、納期及び生産性とリスク対応に関する要求事項、又は成果物(製品、システム、施設、プロジェクト、サービス等)に係る要求事項の特性(必要性、機能性、技術的実現性、安全性、経済性等)を満たすことを目的として、人員・設備・金銭・情報等の資源を配分すること。

 

リーダーシップとは、一言でいえば「関係者調整」です。

このリーダーシップに関して、コンピテンシーは、次のように公表されています。

 

〇業務遂行にあたり、明確なデザインと現場感覚を持ち、多様な関係者の利害等を調整し取りまとめることに努めること。

〇海外における業務に携わる際は、多様な価値観や能力を有する現地関係者とともに、プロジェクト等の事業や業務の遂行に努めること。

 

平成31年度以降の試験では、このコンピテンシーに基づいて、試験官が答案を採点します。

ですから、解答する際には、よく意識して評価してもらえる文章を書くとよいでしょう。

受験申込~業務内容はどのように書くべきか~(その2)

2017年03月13日 作成 / 執筆:タートル講師 / 閲覧数(月間): 70

前回に引き続き、勤務先における業務経歴のうち、「業務内容」の部分にテーマを絞って、注意点をアドバイスしたいと思います。

 

1つ目の注意点として、「計画、研究、設計、分析、試験、評価(又はこれらの指導)」という表現を入れ込みましょう、ということを書きました。

 

2つ目の注意点は、「仕事の特徴がわかるような記述」を心掛けましょう、ということです。

 

業務経歴は、受験要件を満たしているかを確認する事務的な資料でもありますが、大切なのは口頭試験の参考資料となるという点です。

筆記試験に合格したら口頭試験を受けるわけですが、試験官は業務経歴の業務内容の記載事項を見て、「この受験生はこういうキャリアを積んできたんだな」と情報を得たいはずです。

 

その時に、例えば

道路構造物の設計

コンクリート構造物の強度分析

という感じで、具体的な仕事の中身がわからない記述があったら、試験官はどのように思うでしょうか。

1つ目の注意点で書いた点はクリアしていますから、事務的には経歴としてカウントされるのは間違いありません。

しかし「技術士にふさわしい」業務なのかどうか、皆目見当がつきませんから、おそらく試験官は口頭試験で仕事の内容を逐一質問するのではないでしょうか。

 

口頭試験は原則20分間です。しっかりと受験申込段階で書いておけば受ける必要がない質問で時間を使うのは、大変に不利なことです。

 

例えば道路構造物の設計をしたのであれば、どのような構造物なのか、どのような道路種類だったのか、周辺状況はどのような所だったのか、技術的に課題となったことはどのようなことだったのか、等がイメージできるような記述をすることが大切です。

 

以上、2回に渡って「業務内容」をテーマに注意点を述べました。

事務的に問題ないのは当然として、口頭試験を意識して「技術士らしさ」が伝わるような書き方を心掛けましょう。

 

*受験申込に関して、別の視点からも投稿があります。併せて御覧ください。

 業務内容の詳細~いつの業務を題材にするか~(その1)

 業務内容の詳細~いつの業務を題材にするか~(その2)

 業務内容の詳細~部門や科目のミスマッチに要注意!~

 技術士二次試験 受験申込書が大切です!

 受験申込~業務内容はどのように書くべきか~(その1)

 

*出願対策講座を行っています。講師ページからお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

業務内容の詳細~いつの業務を題材にするか~(その2)

2017年02月12日 作成 / 執筆:タートル講師 / 閲覧数(月間): 69

前回は、受験申込時の小論文として、5つの業務経歴のうち、何番目の業務を取り上げているかについて述べました。

 

今回は、受験申込時の小論文として、受験時点から何年くらい前の業務を取り上げているかについて記載します。

結果は以下の通りです。

 

 10年以上前:1割未満(1例のみでした)

 5~10年以内:約3割

 5年以内:約7割

 

何番目の業務を小論文に取り上げているか、とは異なり、かなり明確な傾向がありました。

10年以上前の業務を取り上げていた方は1例だけでした。分類上10年以上前としていますが、平成初期頃の業務でしたので

20年以上前の題材を取り上げていたことになります。さすがに古過ぎると思いましたので題材見直しをアドバイスしましたが、

最終的にどうされたのかは追跡できていません。

大半に相当する7割程度の方が、ここ5年以内の業務を小論文に取り上げていました。

 

クロス集計をしているわけではありませんが、

『(業務経歴を5つ書いたうちの)3つ目以降で、かつ5年以内の業務』

を小論文の題材として取り上げている方が多かった、というのが今回の結論です。

 

私の手持ち資料の分析結果ですので、受験者全体の傾向と一致するとは限りません。また小論文そのものの出来が最も重要なことですから、

古い業務は一律に良くないと言う事でもありません。

しかし私が試験官であれば、最近の業務があるにも関わらず10年以上前の業務を小論文の題材に取り上げていたら、資質向上を問う意味でも

「最近の業務の中で、技術士にふさわしいものはありませんか?」と質問したくなります。

 

以上、どの業務を小論文の題材にしようか、と迷った時などに参考の一つとして考えていただければ幸いです。

 

*出願対策講座を行っていますので、講師ページからお気軽にお問い合わせください。

業務内容の詳細~部門や科目のミスマッチに要注意!~

2017年02月24日 作成 / 執筆:タートル講師 / 閲覧数(月間): 68

受験申込書の「業務内容の詳細」について、今回は『部門や科目のミスマッチ』をテーマに述べたいと思います。

 

業務内容の詳細では、立場・役割・成果に加え、その業務の課題や問題点・解決策等を記述する方が多いと思います。

このうち課題や問題点・解決策の内容が、自分の受験する部門や科目に合致していることが大切です。添削をしていると

時々、この部分が『この部門(科目)の視点になっていない』と感じる場合があります。具体的に例を挙げてみます。

 

建設部門の建設環境科目の受験生が、貴重種の保全の話に終始していて、建設事業のことにほとんど触れていない。

これでは口頭試験で試験官に環境部門と判断される可能性大です。

 

建設部門の鋼構造及びコンクリート科目の受験生が、課題や問題点・解決策の内容として施工計画や施工設備に関する内容

を記述している。たとえ鋼構造物やコンクリート構造物を扱っていても、課題や問題点・解決策(つまり技術士としてふさ

わしいポイントになるところ)が施工関連の内容だと、口頭試験で『それは施工計画ではないでしょうか』と問われる可能性

大です。

 

もし、これらの例のように『部門(科目)違い』と思われてしまうような文章を書いて提出しても、これが原因で受験申込みが

不受理になることはありません。

しかし、無事に筆記試験を合格しても、口頭試験の時に厳しい質問を受ける可能性は非常に高まります。

 

受験申込書を提出してしまったら、文章を訂正することはできませんから、提出前に十分なチェックを受けることが大切です。

 

*業務内容の詳細に関して、別の視点からも投稿があります。併せて御覧ください。

 業務内容の詳細~いつの業務を題材にするか~(その1)

 業務内容の詳細~いつの業務を題材にするか~(その2)

 

*出願対策講座を行っています。講師ページからお気軽にお問い合わせください。

総合技術監理部門の青本に変わるキーワード集

2018年12月02日 作成 / 執筆:Lucky Ocean講師 / 閲覧数(月間): 63

日本技術士会が発行する青本の販売終了
技術士の21部門のうち総合技術監理部門は特別だ。他の20部門は並列だが、総合技術監理部門はこれら20部門に紐付く形で認定される。そして、この総合技術監理部門にチャレンジする人が学習のテキストにしていたのが青本と呼ばれるテキストだ。この青本とは、日本技術士会が発行する「技術士制度における総合技術監理部門の技術体系(第2版)」のことだ。しかし、この第2版は2004年に発行されたため流石に古く時代にそぐわない点が増えてきたため販売終了となっている。

 

日本技術士会が新たにキーワードをHPで公開
日本技術士会のHPを見ると「総合技術監理部門の技術体系(キーワード)について」が追加されている。これは先の青本に変わるものと理解する。総合技術監理部門を目指す人が理解すべき技術体系を示すものだ。青本のように解説するのではなく、キーワードを列挙したものだ。確かに、この方がシンプルで分かりやすい。簡単にその目次を示すと次のような構成だ。


1.総合技術監理
2.経済性管理
 2.1 事業企画/2.2 品質の管理/2.3 工程管理/2.4 現場の管理と改善/2.5 原価管理/2.6 財務会計/2.7 設備管理/2.8 計画・管理の数理的手法
3.人的資源管理 
 3.1 人の行動と組織/3.2 労働関係法と労務管理/3.3 人材活用計画/3.4 人材開発 
4.情報管理 
 4.1 情報と意思決定/4.2 コミュニケーションと意思決定/4.3 知的財産権と情報の保護と活用/4.4 情報通信技術動向/4.5 情報セキュリティ
5.安全管理
 5.1 安全の概念/5.2 リスクマネジメント/5.3 労働安全衛生管理/5.4 事故・災害の未然防止対応活動・技術/5.5 危機管理/5.6 システム安全工学手法
6.社会環境管理 
 6.1 地球的規模の環境問題/6.2 地域環境問題/6.3 環境保全に向けた取り組みの基本原則と手法/6.4 CSRと組織の環境管理活動

 

注意事項
 日本技術士会のホームページを見ると、このキーワードに関する注意事項として次のような内容が記載されている。
・それぞれの管理分野のキーワードは各管理分野の基本となるキーワードを整理したものであり、すべての関連キーワードを網羅しているわけではない。
(総合技術監理部門の概念及び技術体系を示すものであり、試験範囲を示すものではない。)
・各キーワードの示す概念や内容については、利用者自ら参考書・専門書・資料などを通じて調べ把握することを前提としている。
・法律等の名称は、いわゆる通称を用いた。
・本キーワード集の内容は、平成30年11月時点での情報である。

 

キーワードの事例
 このように総合技術監理部門の技術士が習得しておくべき5つの管理技術は今まで通りだ。そして、その内容をブレークダウンしている。
例えば、5.4の事故・災害の未然防止対応活動技術では、次のような内容が記載されている。
 
5.4 事故・災害の未然防止対応活動・技術
安全管理では,労働安全衛生活動に加えて火災・爆発等の事故や地震等の災害に対応することも重要であり、マネジメントの視点と現場における日常的な活動の視点で考えることが重要である。事故や災害に結び付く可能性のある事項の抽出、改善策の策定と実施法を対象とする。
 自主保安/未然防止活動/定期点検活動/小集団活動/ZD運動/改善提案活動/ヒヤリハット/ハインリッヒの法則
 本質的安全設計/本質安全化/安全防護/残存リスク情報/システムの高信頼化/安全計装システム/非常停止装置
 フェールセーフ/フォールトアボイダンス/フォールトトレランス/フェールソフト/フールプルーフ
 インターロック(安全装置・安全機構)/安全確認型システム/危険検出型システム/隔離安全/停止安全/安全立証LOPA安全装置
 安全衛生パトロール/危険予知/危険予知訓練 始業前点検/作業マニュアル/ツールボックスミーティング(TBM)
 ヒューマンファクター/ヒューマンエラー/不安全状態/不安全行動/TPM(全員参加の生産保全)/TQC
 4M分析(Man, Machine, Media, Management)/4E対策(Engineering, Education, Enforcement, Example)
 5S活動(整理,整頓,清掃,清潔,躾)/サイバーセキュリティ/自動制御/AI制御

 

まとめ
総合技術監理部門を目指す人にとっては、指針となるテキストだ。特に、キーワードだけではなく、なぜ総合技術監理部門が必要なのか、そこで求められることは何かなどについても言及しているので、これをベースにしっかりと勉強してほしい。

 

口頭試験のNGワード

2017年11月02日 作成 / 執筆:まさふみ講師 / 閲覧数(月間): 58

これを言ったら、一発で不合格というワードがある、と講師仲間のあいだで言われています。

 

実際は、会話の流れで、ほんとうにNGの場合と、とくに問題がない場合があるでしょう。

例えば、「わかりません」は、必ずしもNGワードではありません。
試験開始10分くらいで、採点官が、この人は合格、と判断した人に、雑談程度に、自分の疑問を素直に聞いているだけの場合は、なんらNGワードにはなりません。

 

たとえば、こんなやり取りをして、合格した人がいます。

採点官「中国や韓国の企業に、技術者が引き抜かれることがあります。この場合、技術者として、倫理上、どうなるのでしょうか?」

受験者「正直なところ、わからないです。技術者個人にメリットがありますし、世界的な視点では技術レベルが高まるかもしれませんから。しかし、技術士としては、前職の技術情報の守秘義務違反にならないように注意が必要ですね。」

採点官「そうですね、難しい問題ですよね(笑)」

 

次に示すNGワードも、場合によってはセーフかもしれません。

しかし、できるだけ使わないようにしてください。

 

・技術士としてふさわしい技術的改善点は?
「とくにありません」
※この場合、あなたが技術士である必要はないため、技術士の資格は与えられません。

 

・なぜ、この手法を選んだのですか?
「有識者の指導を受けて決めました」
※この場合、あなたに専門家としての能力が備わっていないと評価され、技術士の資格は与えられません。

 

・これとは違うA手法が選べたのではないですか?
「会議で決まったからです」
※この場合、あなたの提案が相応しくなかったと評価され、技術士の資格は与えられない可能性が高まります。

なぜ、提案が採用されなかったか、を補足する必要があるでしょう。

 

・Aの視点は検討しませんでしたか?
「わたしはAの専門ではないので、検討しませんでした」
※業務全体を見渡して、俯瞰的に検討できることを示してみましょう。

守備範囲が狭すぎると、技術士に不相応と評価されかねません。

 

みなさん、ぜひ、口頭試験をパスして、技術士になってください。

技術士2次試験 求められる資質(コンピテンシー)とは

2019年04月17日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 54

技術士二次試験の合格基準は文部科学省技術士分科会で決定されます。

その方針の柱として、知識ではなくコンピテンシと言う尺度が提唱されています。

 

この「コンピテンシー」とは、

職務における効果的、ないしは優れた行動に結果的に結びつく個人特性という意味です。

つまり、仕事の品質や性能を高めるような行動をとれる人の特性です。

実際に、仕事の現場に出向くわけには行きませんので、試験では事務の場面を模擬して、試験官が答案等から推し量ります。

コンピテンシーをよりわかりやすい形で表現できれば、得点は上がるはずです。

私の言葉で、より噛み砕いてコンピテンシーについて書いてみると以下となります。

  • 問題解決のための道筋を描く力、それに必要な技術力を保有し、それを具現化するための適応力、説明力、調整能力
  • 問題解決に向けて、課題を抽出し焦点化する能力
  • 問題、課題を理論的に思考し、実践する能力
  • 問題に対するより高度な解と品質向上のために粘ることができる能力
  • 抽出された問題を解決するために、必要なチームを組成し、資金運営を含めて、マネジメントする能力
  • 幅広い技術的な基礎は言うまでもなく、応用力(現場条件、顧客ニーズ等に合わせた設計上の工夫をする能力)
  • 与えられた業務を正確かつ迅速に処理する実行力

    これらを遂行する為には、当然土台には幅広い基礎知識が必要となります。

    皆さんはこれまでの業務で、問題や課題を咀嚼し、自分の持っている知識や技術を基礎にして解決した経験はないでしょうか。

    その業務こそ技術士たる姿かと思います。

    その資質が試験官に伝わるような論文の書き方を心がけてください。

複数部門の技術士を目指そう

2017年11月30日 作成 / 執筆:技術屋NR講師 / 閲覧数(月間): 53

技術士倫理綱領には、次のように書かれています。

「有能性の重視
 3.技術士は、自分の力量が及ぶ範囲の業務を行い、確信のない業務には携わらない。」

自分の技術部門を超えた業務は行ってはならないということです。

例えば、「発電機の発電効率を向上させる」という課題に対して、
機械部門の技術士では、機械的な観点からしか解決案を出せないし、
また、電気電子部門の技術士では、電気的な観点からしか解決案を
出せないということになります。

しかし、機械部門と電気電子部門の両方持った技術士であれば、どちらの観点からでも
アプローチできますし、どちらがより効果的かの評価もできます。

また、機械的な方法と電気的な方法を合わせた提案ができます。


マネジメントの部門である総合技術監理部門を取得することも重要だとは
思いますが、複数の一般部門を持つ技術士の方が顧客からのニーズに応える
ことができるということもあると思います。

再来年度からの第二次試験制度の変更は総合技術監理部門以外の一般部門
だけですので、総合技術監理部門か2部門目、3部門目の一般部門のどちらを
受験しようか迷われている方は、一般部門を受験されることを強くお勧めします。

多くの方が、一般部門を取得し、その一般部門を専門科目とする総合技術監理部門を
取得することがゴールであると思われているようですが、ぜひとも、一般部門の2部門目、
3部門目にチャレンジしてみて下さい。

継続研鑽は技術士の責務です。

私も3部門目に挑戦したいと思います。

一緒に頑張りましょう。

技術士2次試験 試験と試験後の為のアンテナはり

2019年04月04日 作成 / 執筆:スチールマニア講師 / 閲覧数(月間): 48

受験生の皆さん、日経新聞は読んでいますか?

そのなかでESG投資についてご紹介します。

技術士試験にも大きく関わる内容です。

 

これまでエンジニアの行動原理といえば、経済性に優れ、品質の高いものを生み出すこと、とされていました。

しかし、今後は企業に対する投資家の考え方であるESG投資の考え方に沿った行動が求められる可能性が高まります。

実際、関連した項目が技術士試験で出題されており注意が必要です。

 

ESG投資とは、売上高や利益といった財務の分析だけでなく、環境と社会、

企業統治の3分野に対する企業の取組を踏まえて投資先を選ぶ手法を言います。

 

E:Environment

・CO2排出量の削減

・エネルギー使用量の削減

・生物多様性の保護など

 

S:Society

・人権問題への対応

・地域社会との連携と貢献

・労働者の権利、安全性への配慮など

 

G:Governance

・企業コンプライアンスの遵守

・経営の透明性

・譲歩言う開示など

 

このうち、環境における技術的な管理が必要なことは理解しやすいことですが、

社会や企業統治についても技術士試験で出題される頻度が高まっています。

例えば、近年求められている働き型改革に対応して雇用や契約制度の改革などです。

また企業統治については、筆記試験ではなく、口頭試験では毎年出題されています。

例えば性能試験の偽装問題などが最近にもありました。

こうした問題は企業統治の不備によるものであり、

技術士らの貢献によって法令遵守、情報開示を進めること無しには解決が困難です。

「企業のあるべき姿」や「企業の社会的責任」などを考え、技術管理を担う技術士としてどのようなことが求められているのか?

についても考えてみて下さい。

試験勉強にも繋がりますし、試験に合格し、技術士となった後にも必ず役立つ知識となります。

受験申込書の提出ができます

2019年04月04日 作成 / 執筆:まさふみ講師 / 閲覧数(月間): 48

受験申込書が4月1日(月)から配布されています。受験申込の受付期間は、平成31年4月8日(月)〜24日(水)です。

 

原則、書留により郵送で提出することになっています。早めに仕上げて、提出しておきたいものです。

 

受験申込書等日本技術士会のホームページでダウンロードができます。
https://www.engineer.or.jp/c_topics/006/006428.html

 

今回は、様式が変わっているため、最後の仕上げで手間取ることも見越しておきましょう。

 

今回の申込書で、昨年度までのものと変更になった点では、主に、年号は西暦で記入すること、本年度は経歴票に記載されたもののみの「合計年数」を記入すること、の2点です。

 

「業務内容の詳細」は、そのままPDFのフォーマットを文字入力すれば900文字まで入りますが、720文字以内に収めるよう指示されています。

したがって、文字数オーバーに気をつける必要があります。

 

受験申込書の業務経歴票の箇所が口頭試験で使われます。

念のため、最後に確認してください。作成した業務経歴票が、「科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者」(技術士法第2条)である技術士が書いた文章になっているかを。

 

なお、受験申込み案内には、筆記試験の問題の出題数・解答数と答案用紙枚数が明示されています。
・必須科目1は、答案用紙3枚以内で2問出題1問選択解答
・選択科目2-1は答案用紙1枚以内で4問出題1問選択解答
・選択科目2-2は答案用紙2枚以内で2問出題1問選択解答
・選択科目3は答案用紙3枚以内で2問出題1問選択解答
となっています。

 

 

技術士二次試験キーワードを記憶する脳科学的アプローチ

2017年03月14日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師 / 閲覧数(月間): 47

技術士二次試験のキーワードをノートにまとめたりしている方も多いのではないでしょうか。ですが、そのキーワードが頭にしっかりと記憶されていますか?

脳科学的観点から記憶学習に取り組むと、技術士二次試験のキーワードは覚えやすくなります。

単語だけで記憶するのは大変ですし、単語を説明する文章が前後にあるからといって、記憶に残るというわけではありません。大切なことは学習の仕方です。

「脳科学」と聞くとなんとなくあやしいと思ってしまったり、無条件にすごいものだと思い込んだりしてしまいがちです。

脳科学は常に新しいことが見つかりつづけている学問なので、疑いすぎず盲信しすぎず、自分の学習スタイルに合っているか気軽に取り入れることをオススメします。


今回知っておいてほしい脳の仕組みは「長期記憶」と「短期記憶」です。

長期記憶とは物語として頭に残っている記憶のことを指します。たとえば、最寄り駅から自宅までの道のりは何も考えていなくても歩けますよね。「何も考えずに駅から歩いていたら、家に着いていた」という経験をしたことある方も多いはず。

短期記憶は基本的にすぐに忘れられてしまいます。銀行の受付番号とかちょっとした番号は15分くらいなら覚えているはずですが、それ以降は忘れてしまいますよね。

ですので、記憶として定着させるためには長期記憶として脳に認識してもらう必要があります。

短期記憶から長期記憶へ認識をかえるためには接触回数が重要です。


たとえば、技術士二次試験のキーワード集を自分で作ったとしましょう。キーワード集を作っただけだと記憶に定着しづらいのは、接触回数がとても少ないからです。

最初に情報に触れた瞬間から、1時間、1日、3日と時間の経過にあわせて記憶は忘れ去られてしまいます。
それはつまり、一定のタイミングで情報に再度接触すれば記憶に残りやすくなるということでもあります。

記憶に定着しやすい接触頻度については「技術士の筆記試験に合格するための暗記術!脳の仕組みを活用しよう」で紹介したので参考にしてみてください。

技術士二次試験のキーワードに繰り返し触れて、きちんと情報を脳に記録していきましょう。
 

業務経歴票で避けたい用語

2018年03月06日 作成 / 執筆:まさふみ講師 / 閲覧数(月間): 45

技術士試験の対策講座で毎年、繰り返されるやり取りがあります。
筆記試験合格者が口頭試験の準備で毎年、繰り返される後悔があります。

 

講師
「この業務経歴票の添削は受けましたか?」
「業務経歴票であなたが技術士として相応しい点はどこですか?(技術士に相応しいという点が表現できていませんよ)」
「いまから業務経歴票を書き直すことはできませんから、できることをやるしかないですねぇ。」

 


受験生
「添削は受けていません・・・」
「業務経歴票が大事なのは聞いていましたが、そこまで重要だとは思っていませんでした・・・」
「・・・、受験申込から、やり直したいです」

 

業務経歴票が重要だという理由は、明確です。
筆記試験を合格したあとの口頭試験で、試験官の手もとにその業務経歴票があるからです。
そして、20分間、おもにその業務経歴票に書かれた内容について、質疑応答がされるからです。

 

この業務経歴票には、技術士に相応しい専門知識、課題設定能力、問題解決能力が示されている必要があります。

5つの業務経歴に示されている必要があります。
720字の業務詳細に示されている必要があります。

 

ここで避けたい用語は、あいまいな単語です。
「大幅に生産性が向上した」「顕著に改善された」「多くの地点をリスト化できた」は良くないです。
程度を表す副詞があいまいだからです。

 

そこで、つぎのように表現してみます。
「本技術により生産性が前年と比べて6%上昇した」
「私が提案した工程を採用した結果、作業員を8名から5名に減らすことができた」
「このプログラムにより、わずか3ヵ月で324地点から約15万地点をリスト化することができた」

 

可能であれば、職場の技術士や、対策会社を利用して、添削指導をしてもらうとよいでしょう。

一夜漬けの心理学?分散効果を理解して技術士二次試験の暗記力を鍛えよう

2017年08月22日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師 / 閲覧数(月間): 44

早朝、夜、仕事の合間に技術士試験に向けて勉強している人は少なくないでしょう。ですが、どんなに試験に向けて意欲が高くても、仕事の疲れで予定どおりに学習が進まないこともあるはずです。週末に勉強時間が偏ってしまったり、試験直前に慌ただしい思いをしたりした苦い経験は誰にでもあるでしょう。

学習プランがうまく管理できず、苦しんでいる人に知っておいてほしい心理学の研究で発見された現象があります。それが「分散効果」です。「心理学の研究で発見された」と聞くと、さぞ一大事のような響きがありますが、学校の成績が良かったり試験勉強が得意だったりする人には当たり前のことです。同じ9時間を勉強にあてるなら、1日で9時間の勉強をするより、3時間で3回に分ける、1時間で9回に分けるとした方が学習効果が高いということです。

復習するリズムについては「エビングハウスの忘却曲線」が有名ですが、パソコンやアプリでも復習リズムを管理してくれます。学習管理アプリの走りとなったのがピョートル・ウォズニアックという学習について研究している人が公開した「スーパーメモ」でした。最初の学習から2回目の復習までの期間を1日から1週間程度あけることで、学習内容が定着するとしています。

では、時間がどうにも作れず、一夜漬けになってしまった場合はどうでしょうか。「一夜漬けなんてしたって当日の試験には効果がない」と言われたこともあるでしょう。ですが、一夜漬けをしても記憶に定着はします。1日後、1週間後に復習すると前回の学習内容を覚えているので当然です。ですが、一夜漬けして試験に臨む、合格したとしても復習しなければ学習内容はすっかり忘れてしまいます。

技術士試験に合格するために一夜漬けが必要な場合もあるでしょう。ですが、学習内容を忘れてしまっては実務で役立ちません。適度に復習することで、記憶を補強していきましょう。
 

平成30年度 口頭試験合格率!?

2019年03月12日 作成 / 執筆:kody講師 / 閲覧数(月間): 43

日本技術士会から公表された平成30年度技術士二次試験筆記試験合格者名簿の合格者番号と平成30年度技術士二次試験合格者数から口頭試験の合格率を計算しました。

日本技術士会から公表された平成30年度技術士二次試験筆記試験合格者名簿の合格者番号と平成30年度技術士二次試験合格者数から口頭試験の合格率を計算しました。

 

【総合技術管理部門を除く部門】

部門 筆記試験合格者数 二次試験合格者数   合格率

◆機械部門

機械設計 84人 69人 82.1%

材料力学 55人 33人 60.0%

機械力学・制御 23人 10人 43.5%

動力エネルギー 19人 16人 84.2%

熱工学 24人 23人 95.8%

流体工学 20人 17人 85.0%

加工・ファクトリー~ 34人 27人 79.4%

    交通・物流機械及び~ 26人 17人 65.4%

ロボット   7人   5人 71.4%

情報・精密機器   8人   7人    87.5%

◆船舶・海洋部門

船舶          3人       3人  100.0%

海洋空間利用   0人   0人  0.0%

舶用機器 0人   0人  0.0%

◆航空・宇宙部門

機体システム 10人   7人    70.0%

航行援助施設   3人   3人  100.0%

宇宙環境利用   1人   1人  100.0%

◆電気電子部門

発送配変電 27人     26人    96.3%

電気応用     25人     24人    96.0%

電子応用     25人     25人  100.0%

情報通信     56人     46人    82.1%

電気設備     72人     66人    91.7%

◆化学部門

セラミックス及び~       4人     4人 100.0%

有機化学製品       7人 7人 100.0%

燃料及び潤滑油      1人 1人     100.0%

高分子製品   6人     6人     100.0%

化学装置及び設備   7人     7人    100.0%

◆繊維部門

紡糸・加工糸の方法~   2人     2人    100.0%

紡績及び製布 3人     3人    100.0%

繊維加工 6人     6人    100.0%

繊維二次製品の製造~ 1人     1人    100.0%

◆金属部門

鉄鋼生産システム 3人     3人        0.0%

非鉄生産システム 1人     1人        0.0%

金属材料      9人    8人      88.9%

表面技術    12人       12人    100.0%

金属加工    30人   29人      96.7%

◆資源工学部門

固体資源の開発及び~  1人     1人    100.0%

流体資源の開発及び~ 3人     3人    100.0%

資源循環及び環境          2人     2人    100.0%

◆建設部門

土質及び基礎            40人     386人      95.0%

鋼構造及びコンク~  124人     111人      89.5%

都市及び地方計画   121人     113人      93.4%

河川、砂防及び~   187人     185人      98.9%

港湾及び空港    45人      41人      91.1%

電力土木       9人         7人      77.8%

道路      166人    164人      98.8%

鉄道            52人     47人      90.4%

   トンネル         32人     29人      90.6%

施工計画、施工設備~  120人        116人      96.7%

建設環境     38人              35人      92.1%

◆上下水道部門

上下水道及び工業用~    80人          69人      86.3%

下水道   116人        111人      95.7%

水道環境   2人        3人    100.0%

◆衛生工学部門

大気管理   3人        3人    100.0%

水質管理 19人             18人      94.7%

廃棄物管理      26人        22人      84.6%

空気調和      14人        14人    100.0%

建築環境      16人        13人      81.3%

◆農業部門

畜産   2人        2人    100.0%

農芸化学       7人                7人    100.0%

農業土木     87人          86人      98.9%

農業及び蚕糸 13人          10人      76.9%

農村地域計画       5人                5人    100.0%

農村環境     10人              10人    100.0%

植物保護     12人              11人      91.7%

◆森林部門

林業     17人          17人        100.0%

森林土木     36人              34人      94.4%

林産       9人                8人      88.9%

森林環境       7人                7人        100.0%

◆水産部門

漁業及び増養殖   3人        3人    100.0%

水産加工   4人        3人          75.0%

水産土木     17人          15人          88.2%

水産水域環境 11人          10人          90.9%

◆経営工学部門

生産マネジメント     31人          31人        100.0%

サービスマネジメント    21人          16人          76.2%

ロジスティクス   6人        6人        100.0%

数理・情報   4人        4人        100.0%

金融工学   0人        0人       0.0%

◆情報工学部門

コンピュータ工学   9人            8人          88.9%

ソフトウェア工学     11人       9人          81.8%

情報システム~     11人       8人          72.7%

情報ネットワーク      4人       3人          75.0%

◆応用理学部門

物理及び化学 11人          11人        100.0%

地球物理及び地球化学      6人            6人        100.0%

地質    59人          53人          89.8%

◆生物工学部門

細胞遺伝子工学   6人        4人          66.7%

生物化学工学      9人            8人          88.9%

生物環境工学   4人        4人        100.0%

◆環境部門

環境保全計画   27人     26人          96.3%

環境測定   18人     16人          88.9%

自然環境保全     18人     17人          94.4%

環境影響評価      9人       7人          77.8%

◆原子力・放射線部門

原子炉の設計~           7人                7人        100.0%

原子炉の運転~      4人        4人        100.0%

核燃料サイクルの技術      2人        2人        100.0%

放射線利用       1人       1人        100.0%

放射線防護       8人       8人        100.0%

 

【総合技術管理部門】

部門 筆記試験合格者数 二次試験合格者数   合格率

◆機械

機械設計       3人     3人    100.0%

材料力学   4人 3人      75.0%

機械力学・制御   0人 0人        0.0%

動力エネルギー   0人 0人        0.0%

熱工学   2人 2人    100.0%

流体工学   0人 0人        0.0%

加工・ファクトリー~   2人 2人    100.0%

    交通・物流機械及び~   5人 5人    100.0%

ロボット   0人     0人        0.0%

情報・精密機器   0人     0人        0.0%

◆船舶・海洋

船舶          0人    0人       0.0%

海洋空間利用   1人         1人    100.0%

舶用機器 0人    0人       0.0%

◆航空・宇宙

機体システム   0人     0人       0.0%

航行援助施設   2人     2人    100.0%

宇宙環境利用   0人     0人       0.0%

◆電気電子

発送配変電   3人         3人       100.0%

電気応用       1人     1人       100.0%

電子応用           4人     3人         75.0%

情報通信       4人            4人   100.0%

電気設備       5人         5人       100.0%

◆化学

セラミックス及び~       0人 0人     0.0%

有機化学製品       0人 0人     0.0%

燃料及び潤滑油      0人 0人     0.0%

高分子製品   0人     0人     0.0%

化学装置及び設備   0人     0人     0.0%

◆繊維

紡糸・加工糸の方法~   0人     0人     0.0%

紡績及び製布 0人     0人     0.0%

繊維加工 1人     1人    100.0%

繊維二次製品の製造~ 0人     0人     0.0%

◆金属

鉄鋼生産システム 1人     1人        100.0%

非鉄生産システム 0人     0人        0.0%

金属材料 3人     3人        100.0%

表面技術      2人         2人        100.0%

金属加工      1人     1人        100.0%

◆資源工学

固体資源の開発及び~  0人     0人        0.0%

流体資源の開発及び~ 0人     0人        0.0%

資源循環及び環境          0人     0人        0.0%

◆建設

土質及び基礎              8人         8人        100.0%

鋼構造及びコンク~    15人       15人        100.0%

都市及び地方計画       7人         5人          71.4%

河川、砂防及び~     20人       20人        100.0%

港湾及び空港       2人             2人        100.0%

電力土木       1人        1人        100.0%

道路         28人      26人      92.9%

鉄道               6人            6人        100.0%

   トンネル            8人            8人        100.0%

施工計画、施工設備~    22人          22人        100.0%

建設環境       8人            8人        100.0%

◆上下水道

上下水道及び工業用~      8人            8人        100.0%

下水道       4人            4人        100.0%

水道環境   0人        0人        0.0%

◆衛生工学

大気管理   0人        0人        0.0%

水質管理   0人        0人        0.0%

廃棄物管理       2人           1人      50.0%

空気調和      1人       1人    100.0%

建築環境       0人       0人    0.0%

◆農業

畜産   0人        0人        0.0%

農芸化学       0人            0人        0.0%

農業土木       1人                1人        100.0%

農業及び蚕糸   0人        0人        0.0%

農村地域計画       0人            0人        0.0%

農村環境       0人            0人        0.0%

植物保護       0人            0人            0.0%

◆森林

林業       1人            1人    100.0%

森林土木       2人            2人    100.0%

林産       0人            0人            0.0%

森林環境       1人            1人        100.0%

◆水産

漁業及び増養殖   0人        0人            0.0%

水産加工   0人        0人            0.0%

水産土木       0人            0人    0.0%

水産水域環境   0人        0人            0.0%

◆経営工学

生産マネジメント       2人            2人        100.0%

サービスマネジメント      1人            1人        100.0%

ロジスティクス   0人        0人            0.0%

数理・情報 3人        3人        100.0%

金融工学   0人        0人            0.0%

◆情報工学

コンピュータ工学   2人        2人        100.0%

ソフトウェア工学       0人       0人            0.0%

情報システム~       3人       2人          66.7%

情報ネットワーク      0人       0人            0.0%

◆応用理学

物理及び化学   1人        1人        100.0%

地球物理及び地球化学      2人            2人        100.0%

地質      5人            5人        100.0%

◆生物工学

細胞遺伝子工学   1人        1人        100.0%

生物化学工学      1人            1人        100.0%

生物環境工学   0人        0人            0.0%

◆環境

環境保全計画     2人       2人        100.0%

環境測定     1人       1人        100.0%

自然環境保全       0人       0人            0.0%

環境影響評価      1人       1人        100.0%

◆原子力・放射線

原子炉の設計~       0人        0人            0.0%

原子炉の運転~      2人        2人        100.0%

核燃料サイクルの技術      1人        1人        100.0%

放射線利用       0人        0人            0.0%

放射線防護       0人        0人            0.0%

 

 

平成30年度口頭試験合格率:https://kody-pe.jimdo.com/技術士受験生へ/技術士試験情報/平成30年度口頭試験合格率/

平成29年度口頭試験合格率:https://kody-pe.jimdo.com/技術士受験生へ/技術士試験情報/平成29年度口頭試験合格率/

平成28年度口頭試験合格率:https://kody-pe.jimdo.com/技術士受験生へ/技術士試験情報/平成28年度口頭試験合格率/

平成27年度口頭試験合格率:https://kody-pe.jimdo.com/技術士受験生へ/技術士試験情報/平成27年度口頭試験合格率/

平成26年度口頭試験合格率:https://kody-pe.jimdo.com/技術士受験生へ/技術士試験情報/平成26年度口頭試験合格率/

平成30年度試験の解説(建設部門 河川、砂防及び海岸・海洋科目 Ⅱ-1-1)

2018年07月23日 作成 / 執筆:タートル講師 / 閲覧数(月間): 42

平成30年度技術士第二次試験の試験問題が公表されました。

建設部門の河川、砂防及び海岸・海洋科目の試験問題について、出題の解説や記述すべき方向性を述べます。

以下はⅡ-1-1に関する記述です。

 

Ⅱ-1-1は河川に関する問題で、河川砂防技術基準の改定を踏まえた問いとなっています。

「河道計画」に特化した設問なので、河道計画に関わる節の内容を知らなければ、適切な内容の論文を記述する

ことは困難だったのではないかと考えます。

 

問われているのは以下の2点です。

①河道計画策定にあたり検討すべき事項を4つ以上挙げて、計画策定の基本的流れを概説する。

②検討すべき事項の中から2つを選定して、治水の観点から配慮すべき事項を述べる。

 

まず①についてです。

検討すべき事項と基本的な流れは、河川砂防技術基準『1.2.2河道計画検討の基本的な流れ』に記載されています。

すなわち、

1)計画高水位の設定

2)改修を必要とする理由に応じた計画区間の設定

3)河道の平面形、縦横断形等について複数の検討ケースの設定

4)河川構造物などの設定

5)治水・利水・環境への効果及び影響について総合的な評価

です。個別の設定内容である1)から4)と、総合的な評価である5)で、『4つ以上』という設問の要求事項を満たす

ことが求められています。つまり1)から4)の4つは必須事項と考えます。

 

次に②については、①で挙げた「検討すべき事項」の中から2つを選定して、それぞれの検討事項について「治水」の観点

から配慮すべき事項を説明することが求められています。「利水」や「環境」の観点で配慮事項を記述しても、題意に沿っ

た内容とは言えません。

例えば「計画高水位の設定」であれば、『計画高水位を以前よりも高くすることは河川を大幅に再改修するに等しいことに

なり、部分的な場合を除き現実的ではないばかりでなく、洪水をできるだけ低い水位で流すという治水の大原則に反するもの

であるため、既往の計画高水位を踏襲する』というように、河川砂防技術基準の「考え方」を踏まえた治水上の配慮事項を

記述することが必要です。

 

*各種対策講座を行っています。講師ページから詳細を記したファイルをダウンロードできますのでご覧ください。

 

 

講師になったつもりで業務を語ってみる

2019年04月06日 作成 / 執筆:まさふみ講師 / 閲覧数(月間): 42

人気セミナー講師になったつもりで、業務を語ってみる訓練をするのが有効です。また、教え方がうまいと評判の上司になったつもりで、業務の手順を部下に話してみるイメージトレーニングは役に立ちます。もちろん、すでに技術士になったつもりで振舞います。

 

これは、技術士法第2条の「技術士」の定義から、言えることです。

 

つまり、技術士とは、『科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者をいう。』とされています。

 

この「指導」するスキルを磨く訓練になるのです。

 

「わかりやすく説明する」。

これはコミュニケーションに必須のスキルです。そして、技術士試験で試されている能力のひとつです。

 

『技術士に求められる資質能力(コンピテンシー)』のコミュニケーションには、つぎのように記されています。

 

①業務履行上、口頭や文書等の方法を通じて、雇用者、上司や同僚、クライアントやユーザー等多様な関係者との間で、明確かつ効果的な意思疎通を行うこと。

 

②海外における業務に携わる際は、一定の語学力による業務上必要な意思疎通に加え、現地の社会的文化的多様性を理解し関係者との間で可能な限り協調すること。

 

とくに、①にあるように、技術士は、「口頭でわかりやすく説明」できなければなりません。

 

ですから、業務にかかわることについて、講師になったつもりで、端的に語る訓練というのは、とても効果的なのです。

総監は必要とされる背景を押さえる

2019年04月05日 作成 / 執筆:まさふみ講師 / 閲覧数(月間): 41

総監の試験では、とにもかくにも、総合技術監理が必要とされる背景を押さえることがとても重要です。


『技術士制度における総合技術監理部門の技術体系』(第2版)、いわゆる青本には、次のように記されています。


『科学技術の発達により人々が享受する恩恵は、日々の生活の中に浸透している。

 

しかしその一方で、科学技術の巨大化・総合化・複雑化が進展しており、その発達を個別の技術開発や技術改善のみによって推進することは難しい状況になりつつある。


つまり、科学技術の発達を推進する業務は一部の専門家のみによって完結するものではなく、さらに言えば科学技術は単独でその有効性や価値が生じている訳でもなく、企業などの組織活動が技術の有効性を発揮するための大きな基盤となっている。

 

また、それに伴って事故や環境汚染などが発生した場合の社会への影響も、従来に比して遥かに大きなものとなっている。』

 

この文章は、『総合技術監理 キーワード集 2019』にも記されています。

 

ここでのポイントは、次の2つです。

 

①科学技術が複雑になっているため、もはや一般部門の技術者や専門家だけでは、プロジェクトを始めから終わりまでやり遂げることができないこと

 

②ひとりひとりの技術者等を束ねるスキルがある人材が求められていること

 

そこで、受験生のみなさんは、そのスキルを有していることを筆記試験と口頭試験で、採点官に評価してもらえるように準備してください。

 

具体的には、5つの管理技術を使いこなし、業務を俯瞰的に見渡して、全体最適化をはかって、首尾よく業務を完遂させるスキルです。

 

総合技術監理部門は、たしかに合格率が低く難関ですが、総監が必要とされる背景、総監で求められているスキルを押さえることで、きっと合格率が高くなります。

流暢性のワナにハマるな!技術士二次試験の論文添削が大切

2017年08月24日 作成 / 執筆:【ニュース担当】関口雄太講師 / 閲覧数(月間): 40

「勉強時間をたっぷりとって、過去問題を繰り返し練習したから試験はバッチリだ」と思っていませんか?油断大敵とは昔から言われますが、最近の脳科学の研究結果からしても油断で試験の点数が悪くなることがわかっています。

心理学者の間で「流暢性」と呼ばれる現象があります。「情報を適切に素早く引き出す処理能力」のことを流暢性と呼びます。同じ問題を繰り返し解いたり、公式を書いたりマーカーで線を引いたりすると、学習内容が記憶に残りやすくなり、流暢性と呼ばれる現象を実感できるはずです。勉強した内容をすぐに思い出せるのだから、勉強の仕方としては成功してると考えてしまいがちです。

ですが、流暢性を体験することで脳が「この情報はもう勉強する必要がない」と判断してしまう危険があります。つまり、復習の機会を放棄してしまうのです。試験当日、試験用紙に記入したり面接で解答したりする場面で記憶を引き出すためには復習が必要不可欠です。心理学者のネイト・コーネルも流暢性の影響で脳が「学習する必要はないほど完璧だ」と錯覚してしまい、復習を避けてしまうことで起こる試験結果のひどさを指摘しています。

流暢性の錯覚で復習を怠らないためには、定期的に過去問題の練習をするなどして記憶を引き出すテストを行いましょう。別の記事でも紹介したように、脳では「情報を保存する」「情報を検索する」という2つの行動が分けられています。流暢性とは情報を保存しただけで十分だと判断している状態のようなもので、適度に情報を検索しアウトプットできる練習が必要です。AXS技術士学院では過去問題の練習もできますから、復習とアウトプットの機会を増やしていきましょう。

建設部門 道路科目 押さえておきたいキーワード

2018年06月29日 作成 / 執筆:スマート技術員講師 / 閲覧数(月間): 40

残り3週間程度です。

あきらめず最後の追い込みに入りましょう。

道路科目を受験する方は以下のキーワードに関する知識は蓄えておきましょう。(予想問題というほどのレベルではありません)

・道路デザイン指針(案)改定

・景観に配慮した道路附属物等ガイドライン策定

・重要物流道路

・スマートIC、ICアクセス道路

・踏切道改良促進法

・大都市圏環状道路等の整備加速

・自動運転技術(道の駅)、ETC2.0

・高齢者の移動手段(高齢運転者交通事故防止対策、高速道路逆走)

・i-Construction(ICT舗装工)

・地震、大雪災害

・交通需要マネジメント(TDM)

・費用便益分析

・法面設計・保護

・自転車関連

・維持管理(大規模修繕・更新)

・道路の役割、空間機能

・無電柱化

たくさん記載しましたが、まだまだ必要な知識はあります。

最低この程度の知識について論じられることが必要だと思います。

ラストスパート頑張りましょう!

総監択一式 法律問題の傾向と対策

2019年04月07日 作成 / 執筆:まさふみ講師 / 閲覧数(月間): 40

技術士会HPで公開されている過去問(平成21年度~平成30年度)をもとに、法令問題を抽出し、「年度」と「5つの管理」(経済性管理、人的資源管理、情報管理、安全管理、社会環境管理)ごとに分類したところ、つぎの3つの傾向が明らかになりました。

 

(1)最近5年間では、択一式で出題される40問中8~10問(20%以上)で法令問題が出題されている。

 

(2)経済性管理を除く4つの管理では、ほぼ毎年、法令問題が出題されている。

 

とりわけ、人的資源管理と社会環境管理では、法令問題の出題割合が多く、年度によっては、出題数の半数が法令に関するものである。

 

(3)出題される法令は繰り返し出題されるものが多い。

 

具体的には、人的資源管理では労働基準法、情報管理では個人情報保護法、安全管理では労働安全衛生法、社会環境管理では環境影響評価法が頻出です。

 

なお、内容面では細部を問う論点が増え、法令問題対策の重要性が高まってきています。

 

そこで、まず、法令対策にかける時間を確保しなければならないと覚悟します。そのうえで、つぎの手順で対策するとよいでしょう。

 

(1)技術士会HPから過去問をダウンロードし、法令問題の5つの選択肢ひとつずつで、正しい選択肢であるか、誤った選択肢であるか判断できるようにする。

 

(2)正しい選択肢についてはその問題文を、誤った選択肢については、誤っている箇所を訂正した問題文を暗記する。

 

(3)(3)について、今後、出題されそうな論点を予想する。

一般に、法令問題では、混同しやすい法律や、用語を入れ替えたり、数字を変えたりして間違った選択肢を作ることが多い。

 

(4)総合技術監理キーワード集2019に挙げられた未出題法令の目的条文等を読む。

 

受験申込書の提出が終わったら、択一式対策に取り組みましょう。

技術士倫理を考える BART事件(1971年アメリカ)

2018年03月16日 作成 / 執筆:【ニュース担当】eastwest665講師 / 閲覧数(月間): 39

サンフランシスコの湾岸地域高速鉄道(Bay Area Rapid Transit 通称BART)は、現在でも運用されている利用者の多い鉄道です。

 

日本でも、東京で言えばゆりかもめやりんかい線、大阪では地下鉄ポートラム線など湾岸埋め立て地域へのアクセスの利便性を高めるための新交通が各地で建設されていますが、アメリカでも同様です。

 

そんなBART建設当初の1971年、技術士倫理を語る上では見過ごせない事件が発生しておりますので紹介いたします。

 

BARTの設計は建設コンサル企業に委託され、BARTの設計の意思決定は専門家ではない取締役会で決定するという構成となっておりました。

ある時、BARTで働く技術者が、設計に欠陥があり、修正が必要だということに気づき、取締役会に申し入れます。具体的には、列車の速度制御に関する安全を最重視した場合には修正不可避な部分です。

しかし、建設コンサル企業側は問題がないというスタンスで、BART側に訴えてきます。それでも、技術者は安全性に問題があるということを訴え、両社の意見は真っ向から対立します。

利益を優先させたいBART経営陣は、建設コンサル企業側を支持し、システム不具合を提起した技術者を不当解雇します。

 

その後、BARTは商用運用に入りますが、速度を下げなければならない場面で、列車が速度を上げ、砂山に突っ込むなどの事故が多発しました。これはBART技術者が訴えた速度制御系統の不具合によるものです。

 

事故の発生を受け、カリフォルニア州は第三者委員会による調査を行います。その結果、一連の事故はBART技術者が訴えた不具合によるものであることが分かりました。さらに運用において守らなければならない技術レベルも基準以下であったこともわかりました。

 

こうした状況の中、システムの改善を訴えた技術者を解雇したBARTの対応も問題視されるようになります。利益を優先するがために安全性などの公衆の安全を無視した姿勢は強く非難されました。

 

技術分野では、コスト、納期を優先すると安全面で問題が出てくるという場面は多く存在します。技術士倫理の条項の一番目に公衆の安全は出てきます。

それだけ、技術面での安全性というものは最重視される項目であると言えます。

このBART事件のように国や県などの自治体やマスコミからのバッシングの対象にもなりますので、大きな事件となる可能性を多く含んでいます。

 

参考:

http://ds0.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~fukuyo/business-ethics/1971-BART-case.pdf

平成30年度試験の解説(建設部門 河川、砂防及び海岸・海洋科目 Ⅱ-2-2)

2018年07月30日 作成 / 執筆:タートル講師 / 閲覧数(月間): 39

平成30年度技術士第二次試験の試験問題が公表されました。

建設部門の河川、砂防及び海岸・海洋科目の試験問題について、出題の解説や記述すべき方向性を述べます。

以下はⅡ-2―2に関する記述です。

 

Ⅱ-2-2は総合土砂管理計画について問う内容です。

 

総合土砂管理計画については、河川砂防技術基準(調査偏)の第16章に「総合的な土砂管理のための調査」が

ありますので、この内容に準拠していることが必要です。

また問題文に『総合土砂管理計画の策定が各地で進められてきていることを踏まえ』とありますので、具体的な

流域(相模川、安倍川、日野川など)の事例を挙げつつ記述することが高得点に繋がると考えます。

 

問われているのは以下の3点です。

①総合土砂管理の検討が必要な流砂系の特徴と課題

②総合土砂管理計画策定において通常検討すべき事項

③①で述べた課題に対する具体の土砂管理対策を3つ挙げて、それぞれの概要と実施時の留意点

 

まず①についてです。

課題の数は指定されていませんが、③で課題に対する具体の対策を3つ挙げる必要があるので、課題も3つ

挙げておくことが望ましいです。

また総合土砂管理が問われているのですから、山地部、平野部、河口・海岸部それぞれ1つずつで合計3つに

ついて、特徴と課題を述べるとバランスが良いです。

山地部であればダム堆砂の影響、平野部であれば河床低下、海岸部であれば海岸侵食等がテーマの内容として

それぞれ考えられます。

 

次に②についてです。

総合土砂管理計画策定において通常検討すべき事項は、河川砂防技術基準(調査偏)の第16章第2節に「調査の

基本的組み立て方」がありますので、この内容に準拠していれば題意を外すことは無いと考えます。

 

最後に③についてです。

①で挙げた課題3つについて、それぞれ具体的な対策を挙げて、概要と実施時の留意点を述べます。

例えばダム堆砂を課題として挙げたのであれば、具体の対策としては「土砂バイパスによる土砂の下流還元」等

があります。「土砂バイパスによる土砂の下流還元」実施時の留意点としては、下流環境への配慮や還元土砂の質

に関すること等が考えられます。

 

 

 

*各種対策講座を行っています。講師ページから詳細を記したファイルをダウンロードできますのでご覧ください。

 

2019年03月
アマゾン AXS資格学院
広告 www.amazon.co.jp

<資格試験合格への近道>技術士第一次、第二次試験 ライバルに差をつけて確実に合格するための超効率的な集中学習ソフト
実績No.1 資格試験の過去問題トレーニングソフト【資格王 シリーズ】

日本能力開発学院/頭脳王
広告 www.sokudoku-world.com

受験対策・資格取得への近道/実績No.1の速読ソフト・記憶力ソフト

AXS技術士学院(旧:技術士の学校)/技術士システム
広告 gizyutushi.com

技術士試験の全部門・全科目に対応
「日本で最も技術士試験を応援する企業へ」